ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2008-06-26 18:44:11 |
学習研究社から、新刊「最長片道切符11195.7キロ」の案内を鉄道フォーラム宛にいただきましたので、ここにご紹介します。
なお、内容から「NEWS RELEASE:全般」「メディアプラザ」のほか、汽車旅フォーラムの【談話室】掲示板でもご紹介します。 鉄道フォーラム・マネジャー 伊藤 博康 2008年6月吉日 株式会社 学習研究社 歴史編集室 最長片道切符11195.7キロ 日本列島ジグザグ鉄道の旅 この6月24日、小社より下記書籍が刊行の運びとなりました。ご高覧頂ければ幸いです。 書 名:『最長片道切符11195.7キロ』日本列島ジグザグ鉄道の旅 著 者:原口隆行 (C)Takayuki Haraguchi 発行日:2008年7月8日 第1刷発行 発行人:大沢広彰(編集担当−星川 武) 発行所:株式会社学習研究社 編 集:有限会社ヴィトゲン社 版 型:A5判・本文376頁(地図44点掲載)+カラー綴込 定 価:1995円(税込) 【内容紹介】 平成の「最長片道切符の旅」の決定版、ついに登場! なにもないところにも、なにかがある−。 私のしたことは快挙なのだろうか、愚挙なのだろうか。それとも“怪挙”……? けれども、私個人としては老年期に入ってこういう旅行ができたのはよかったと思っている。体力と気力を試される旅行ではあったが、自分を鼓舞し、時には騙しながらなんとか完遂できたことで、充足感はともかく、満足感はある。(本書「あとがき」より) 宮脇俊三の“昭和版・最長片道切符の旅”から30年、ベテラン鉄道ライターがこの「壮大なる遠回り」に挑んだ……。乗車距離1万1195.7キロ(JR全路線の約6割の距離に相当)、乗った列車258本。稚内から肥前山口までの43日間の旅で筆者が見た「ニッポンの鉄道風景」とは……。全ルート地図+詳細地図43点および写真多数掲載。綴込には使用前後の切符を掲載。 【著者紹介】 昭和13(1938)年、東京に生まれ、佐賀で育つ。昭和38(1963)年、上智大学経済学部卒業。同年凸版印刷に入社。昭和57(1982)年、フリーになり、執筆活動に入る。主な著書に『時刻表でたどる鉄道史』『時刻表でたどる特急・急行史』『日本の路面電車I・II・III』『鉄道唱歌の旅 東海道線今昔』(以上JTBキャンブックス)、『イギリス=鉄道旅物語』『イタリア=鉄道旅物語』(以上東京書籍)、『マニアの路面電車』(小学館文庫)、『ドイツ・ライン川鉄道紀行』(JTB)、『各駅停車の旅』(ダイヤモンド社)、『文学の中の駅“もうひとつの鉄道史”』(国書刊行会)など。現在も執筆・取材の日々を送る。 |
|
|
ゆきむら(cxsw5719) 2008-06-27 19:25:50 |
ひろやす/伊藤さん、皆さん、こんにちは。
>平成の「最長片道切符の旅」の決定版、ついに登場! 宮脇俊三さんの「最長片道切符の旅取材ノート」が発刊され、30年前の「最長片道切符の旅」が再度脚光を浴びていることに反応したキャプションのようですね。 平成の「最長片道切符の旅」は、数年前に俳優の関口知宏氏が実現していますけど、どうしてもTV番組ならではの演出があるでしょうからね。本著者の原口隆行氏は鉄道誌でもお馴染みの方ですので、どういう味付けがなされているのか興味津々です。今は宮脇さんの二番煎じのような印象を持たれるかも知れませんが、また30年ほどしたら、貴重な平成の鉄道旅行の記録となるのでしょうね。 ゆきむら@TAMA City |
|
|
|
|
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2008-06-28 16:06:37 |
ゆきむらさん、こんにちは。
> 宮脇俊三さんの「最長片道切符の旅取材ノート」が発刊され、30年前の「最長片道切符の旅」が再度脚光を浴びていることに反応したキャプションのようですね。 そのようですね。 冒頭の章「“老体実験”開始までの長かった助走」でも、宮脇氏の件を意識していることを書かれています。ただし、宮脇氏は51〜52歳でこの旅をしたそうですが、原口氏は65歳を予定してものの、体調と仕事の両面の理由で66歳に実行することになったとのことです。 また、宮脇氏のときは広尾駅〜枕崎駅の13,319.4km有効期間68日だったのが、原口氏は稚内〜肥前山口の11,195.7km有効期間57日と、短くなったと書かれています。仁堀航路がなくなったので、四国に入れなくなったのが特に大きいですよね。もう一つ異なるのが、ジパング倶楽部で購入されている点。宮脇氏は実施時の年令がジパング倶楽部対象になられていませんでしたが、それ以上に、当時、ジパング倶楽部がなかったですよね。 ちなみに、巻頭にカラー刷りで使用された切符の使用前と使用後が載っています。本券の他に「別紙」が1〜4の計5枚からなる片道切符です。すごいですねぇ(^^; それも、使用後には、いっぱい途中下車印が押されています。発行は南船橋駅で、平成17年8月17日。乗車は、同8月23日からの43日間だったそうです。 その43日目の最後の写真にゴールするところの写真がありますが、そこにこんなことが書かれています。 「稚内駅を発つ時、今年に入って5、6人は旅立ったと聞いたが、ここ肥前山口駅では首を傾げていた。どうやら途中でほとんど断念してしまったものらしい。」 たしかに、一ヶ月半もの期間を自由に使える身で、さらにその間の体力が大丈夫という方は、とても限られるでしょうねぇ。 伊藤 博康 |
|
|
|
|
ゆきむら(cxsw5719) 2008-06-28 21:18:52 |
ひろやす/伊藤さん、こんにちは。
原口さんのお名前は以前から存じていましたが、既に66歳になられていた方だったのですね。それだったら、最長片道切符の旅を完走するのにも充分な準備が必要だったことが窺えますね。 >発行は南船橋駅で、平成17年8月17日。乗車は、同8月23日からの43日間だったそうです。 ということは、実際には3年前の旅行だったのでしょうか。となると、原口氏は現在69歳になられるわけですし、宮脇さんの「最長片道切符の旅取材ノート」とは無関係に計画された旅だったことになりますね。 >たしかに、一ヶ月半もの期間を自由に使える身で、さらにその間の体力が大丈夫という方は、とても限られるでしょうねぇ。 確かに。それだけの時間力は大前提ですね。さらに、体力、財力、精神力の三拍子揃ってないと達成できないですからねえ。今の自分でも、その半分もないです(^_^; ゆきむら@TAMA City |
|
|
|
|