ゆきむら(cxsw5719) 2008-05-07 20:23:12 |
皆さん、こんにちは。
GW後半初日の5月3日(土)は、この日から運転開始した「ベイリゾート91号」のMSEに新木場から初乗車を試みましたが、発車時刻が20:50と遅いので、昼間は茨城県への日帰り旅を楽しみました。 別ツリーでちょこっと触れましたが、綾瀬−取手間の往復乗車券と「ときわ路パス」を事前に購入してあり、この日の朝は、小田急多摩センターで「小田急メトロパス」を購入して準備万端というわけです。 新百合ヶ丘、代々木上原、松戸と乗り換え、利根川を渡ると快速の終点取手に到着します。コンコースに上がると、関東鉄道水海道乗り換え下館行きにすぐの接続です。 取手から使い始めた「ときわ路パス」は、茨城県内のJR各線と関東鉄道常総線、鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜鉄道がフリー区間で、一日2,000円という安さです。常総線は全線片道乗り通すと1,500円近いですから、往復するだけでも軽く元が取れてしまう計算ですね。 新幹線駅かと見間違うつくばエクスプレスの守谷駅を直角にくぐると、2両編成のディーゼルカーは、沿線の中心駅水海道に到着します。反対側ホームには、下館からの単行ディーゼルカーが入線。乗客を相互に入れ換えて、それぞれに折り返して発車です。 石下、下妻と主要駅に停車した後、騰波ノ江という駅で途中下車しました。ここは、「関東の駅百選」にも選ばれた由緒ある駅舎。なのですが、年季が入りすぎているようで、近々建て替えすることになったようです。 乗客が普段使う部分はきちんと手入れされていますが、かつての事務室内は粗大ゴミの倉庫と化しています。裏手の宿直室だったと思われる部分も、廃屋に等しい荒れ様です。今の駅舎のイメージを残しつつ、新たに建て直されるということなので、私にとってこの駅舎は今日が見納めとなります。 今度は、反対方向の列車に乗って、一駅バックしてみます。こちらは、縁起のよい駅名として知られる大宝駅です。騰波ノ江とは対照的に、真新しい駅舎と新設されたばかりの行き違い設備が目に眩しいです。 つくばエクスプレスの登場でピンチを迎えた関東鉄道ですが、禍い転じて福と成すとばかりに近代化へ力を入れているようなのは素晴らしいことですね。来春には、竜ヶ崎線も含めた全駅でPASMOが導入されるのだとか。 次の下館行きに乗って、JR水戸線に乗り換えです。友部、水戸を経て、ひたちなか市の玄関口勝田へと向かいます。 この4月1日からひたちなか海浜鉄道に経営移管された湊線にごあいさつしようという寸法です。「ときわ路パス」の路線図にも、きちんと「海浜鉄道」と記してありました。 やって来たのは、準急色と呼ばれる塗色の旧型気動車です。古き良き時代の国鉄ローカル線にタイムスリップしたようで、郷愁を誘う雰囲気が最高ですね。 終点の阿字ヶ浦まで乗った後、折返しは中心駅の那珂湊で途中下車してみます。駅舎の看板にも新社名が入っており、再出発に賭ける意気込みが窺い知れます。 那珂湊を後にして、勝田からは常磐線のグリーン車で東京方面へ戻りました。千代田線から有楽町線へと乗り継ぎ、この日の最終イベントMSE乗車に備えたのでありました。 ゆきむら@TAMA City |
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