ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-02-29 23:37:50 |
信楽高原鐵道の鉄道事業再構築実施計画の概要
1.対象路線 信楽高原鐵道 信楽線(貴生川〜信楽間:14.7q) R4輸送密度: 761人 2.事業構造の変更の内容 平成25年4月に第一種鉄道事業者である信楽高原鐵道鰍ェ、鉄道用地、鉄道施設及び車両を甲賀市に無償譲渡し、第三種鉄道事業者となる甲賀市から当該用地・鉄道施設・車両を無償で借り受けて、第二種鉄道事業者として運行を行う上下分離方式を導入したが、引き続き甲賀市が支援を行い、運行を継続する。 3.計画期間 令和6年3月10日〜令和15年3月31日(10年間) 4.地方公共団体その他の者による支援の主な内容 (1)鉄道用地・施設を保有し、信楽高原鐵道鰍ノ無償使用させる (2)施設整備費、維持修繕費・管理費の負担 (3)まちづくり施策と連携した利用促進 5.利用者の利便の確保に関する主な事項 (1)新型鉄道車両の導入、車両の多言語化等による利便向上(事業費 5億円) 振動の抑制による乗り心地の改善、加速性能の向上による速達性の確保、環境性能に優れた新しいタイプの気動車を導入する。また、既存車両の多言語対応を行い、外国人旅行者の利便を向上させる。 (2)既存設備の維持・再整備、新設改良(事業費 16億円) 安定輸送・定時性の確保による利便の向上を図るため、線路設備を維持・更新するとともに、信号機等を更新し、省エネルギー化を図る。 (3)駅及び停車場施設の改良(事業費 2億円) キャッシュレス化による利便性の向上を図るとともに、既に導入済みの他路線とのシームレスな乗継ぎを実現する。また、駅案内表示等の多言語化を進める。 (4)まちづくり、観光施策との連携(事業費 0.4億円) 駅周辺の駐車場や駅前ロータリーの整備等によりパーク&ライドを推進し、利便性向上を図り、新たな鉄道利用者の増加につなげるほか、観光関連施設の整備・拡充や地域との連携によるにぎわい創出と人々の交流による地域の活性化を図る。 合計 23.1億円 ※(1)(2)(3)の一部について社会資本整備総合交付金を活用予定 6.鉄道事業再構築事業の効果 ○第三種鉄道事業者である甲賀市が鉄道用地・施設を取得、保有し第二種鉄道事業者である信楽高原鐵道鰍ノ無償貸与するほか、キャッシュレス決済の導入や施設整備費、維持修繕費・管理費を負担するとともに、地域や関連団体と連携した駅周辺のにぎわい創出に取り組むことにより、信楽線の輸送の維持・利便性向上が図られる ○駅舎及び駅周辺において、地域の魅力を活かした集客性の高いイベントを開催することにより、沿線地域内外から鉄道を利用した移動を促進することにより、利用促進が図られる ○年間利用者数令和14年度約41万人 (令和4年度約 34万人) ○令和6年度から信楽高原鐵道鰍フ営業収支の均衡 (令和4年度△5.6百万円) |
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