NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.802 【国土交通省】メトロ車両株式会社における輪軸組立時の不正行為について
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-09-20 01:48:30
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省                         Press Release
Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism

                            令和6年9月18日
                             鉄道局技術企画課

   メトロ車両株式会社における輪軸組立時の不正行為について


 令和6年9月12日に全国の鉄軌道事業者に対し、鉄道車両における輪軸の緊急点検を指示したところですが、東京地下鉄株式会社(以下「東京メトロ」)、東葉高速鉄道株式会社(以下「東葉高速鉄道」)及び埼玉高速鉄道株式会社(以下「埼玉高速鉄道」)から、その点検作業の過程で、輪軸の組立作業を受託していたメトロ車両株式会社(以下「メトロ車両」)において、以下のとおり輪軸組立時に不正行為があったことが確認されたとの報告を受けました。
 このような不正行為は、鉄道輸送の安全確保の仕組みを根底から覆す行為であり、極めて遺憾です。
 国土交通省としては、東京メトロ及びメトロ車両に対して、19日から特別保安監査を行い安全管理体制等について確認することとしております。
 引き続き、関係者を指導し、輸送の安全確保と再発防止の徹底について、厳正に対処して参ります。


1.東京メトロ、東葉高速鉄道、埼玉高速鉄道からの報告概要
〇東京メトロ、東葉高速鉄道、埼玉高速鉄道が所有する車両の輪軸組立作業は、メトロ車両に委託されているが、メトロ車両は車輪を車軸にはめるための圧入力値が各社の定める基準値を超えた際、基準値に収まるように記録簿に記載し、3社に報告していた。
〇これを受けて、3社では、圧入力値の超過が一定の範囲に収まっているものについては、超音波探傷検査により安全性を確保して運行を継続している。それ以外のものについては、一旦使用を停止し、輪軸の交換を行った上で使用を再開予定としている。

2.国土交通省の対応
〇東京メトロ及びメトロ車両に対し、19日から特別保安監査を実施し、安全管理体制等について確認を行う(東葉高速鉄道及び埼玉高速鉄道については、東京メトロ等への特別保安監査の結果等を踏まえ、必要な対応を取る)。
〇今後の監査結果や輪軸の緊急点検による報告等を踏まえて、厳正に対処する。
NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.808 (Re:802) 【国土交通省】京王重機整備における輪軸組立時の不正行為について
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-09-20 23:47:44
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省                         Press Release
Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism

                            令和6年9月19日
                             鉄道局技術企画課

   京王重機整備株式会社における輪軸組立時の不正行為について


 令和6年9月12日に全国の鉄軌道事業者に対し、鉄道車両における輪軸の緊急点検を指示したところですが、京王電鉄株式会社(以下「京王電鉄」)、東京都交通局 及び 京王重機整備株式会社(以下「京王重機」)から、その点検作業の過程で、輪軸の組立作業を委託していた京王重機において、以下のとおり輪軸組立時に不正行為があったことが確認されたとの報告を受けました。
 このような不正行為は、鉄道輸送の安全確保の仕組みを根底から覆す行為であり、極めて遺憾です。
 国土交通省としては、京王電鉄及び京王重機に対し、20日から特別保安監査を行い安全管理体制等について確認することとしております。
 加えて京王重機には、輪軸組立作業を委託した鉄軌道事業者に対して、技術的支援なども行うよう文書で要請しました。
 引き続き、関係者を指導し、輸送の安全確保と再発防止の徹底について、厳正に対処して参ります。


1.京王電鉄、東京都交通局、京王重機からの報告概要
〇京王電鉄、東京都交通局等が所有する車両の輪軸組立作業は、京王重機に委託されているが、京王重機は車輪を車軸にはめるための圧入力値が各社の定める規定値を超えた際、規定値に収まるように記録簿に記載し、各事業者に報告していた。
〇これを受けて、京王電鉄及び東京都交通局では、超音波探傷検査や輪軸の交換等を実施しており、安全性を確認して運行を継続している。
○また、上記以外の事業者においては、京王重機が個別に事案説明を行っている。

2.国土交通省の対応
○京王電鉄及び京王重機に対し、全容の解明や再発防止のための取組などについて報告を求めるとともに、20日から特別保安監査を実施し、安全管理体制等について確認を行う(その他の事業者については、京王重機等への特別保安監査の結果等を踏まえ、必要な対応を取る)。
○18日、京王重機に対し、委託元の鉄軌道事業者に対する技術的支援等について文書で要請した。
〇今後の監査結果や輪軸の緊急点検による報告等を踏まえて、厳正に対処する。
NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.809 (Re:802) 【国土交通省】JR東日本における輪軸組立時の不正行為について
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-09-20 23:47:46
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省                         Press Release
Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism

                            令和6年9月20日
                             鉄道局技術企画課

   東日本旅客鉄道株式会社における輪軸組立時の不正行為について


 令和6年9月12日に全国の鉄軌道事業者に対し、鉄道車両における輪軸の緊急点検を指示したところですが、東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)から、その点検作業の過程で、以下のとおり輪軸組立時に不正行為があったことが確認されたとの報告を受けました。
 このような不正行為は、鉄道輸送の安全確保の仕組みを根底から覆す行為であり、極めて遺憾です。
 国土交通省としては、JR東日本に対し、24日から特別保安監査を行い安全管理体制等について確認することとしております。
 引き続き、関係者を指導し、輸送の安全確保と再発防止の徹底について、厳正に対処して参ります。


1.JR東日本からの報告概要
〇平成20年から平成29年3月までの間、在来線の輪軸組立時に、圧入力値が規定値を超えた際、規定値に収まるように記録簿に記載していた。
○圧入力値が規定の範囲を下回っている車両については、車輪の内径と車軸の外径の差が適正であること、車輪間の距離等が規定の範囲内であること等から、安全性を確認して運行を継続している。なお、念のため該当輪軸の交換を順次実施中。

2.国土交通省の対応
○JR東日本に対し、24日から特別保安監査を実施し、安全管理体制等について確認を行う。
〇今後の監査結果や輪軸の緊急点検による報告等を踏まえて、厳正に対処する。
NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.834 (Re:802) 【国土交通省】総合車両製作所における輪軸組立時の不正行為について
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-09-30 07:19:38
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省                         Press Release
Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism

                            令和6年9月27日
                             鉄道局技術企画課

  株式会社総合車両製作所における輪軸組立時の不正行為について


 令和6年9月12日に全国の鉄軌道事業者に対し、鉄道車両における輪軸の緊急点検を指示したところですが、東急電鉄 株式会社(以下「 東急 電鉄」) 及び 株式会社総合車両製作所(以下「総合車両製作所」)から、その点検作業の過程で、輪軸の組立作業を委託していた総合車両製作所において、以下のとおり輪軸組立時に不正行為があったことが確認されたとの報告を受けました。
 このような不正行為は、鉄道輸送の安全確保の仕組みを根底から覆す行為であり、極めて遺憾です。
 国土交通省としては、東急電鉄及び総合車両製作所に対し、30日から特別保安監査を行い安全管理体制等について確認することとしております。
 引き続き、関係者を指導し、輸送の安全確保と再発防止の徹底について、厳正に対処して参ります。


1.東急電鉄、総合車両製作所からの報告概要
〇東急電鉄等が所有する車両の輪軸組立作業は、総合車両製作所に委託されているが、総合車両製作所は車輪を車軸にはめるための圧入力値がJIS規格に定める目安値を超えた際、目安値に収まるように記録簿に記載し、各事業者に報告していた。
〇これを受けて、東急電鉄では、超音波探傷検査や輪軸の交換等を実施しており、安全性を確認して運行を継続している。
○また、東急電鉄以外の事業者においては、総合車両製作所が個別に事案説明を行っている。

2.国土交通省の対応
○東急電鉄及び総合車両製作所に対し、全容の解明や再発防止のための取組などについて報告を求めるとともに、30日から特別保安監査を実施し、安全管理体制等について確認を行う(その他の事業者については、総合車両製作所等への特別保安監査の結果等を踏まえ、必要な対応を取る)。
〇今後の監査結果や輪軸の緊急点検による報告等を踏まえて、厳正に対処する。