阪急阪神ホールディングス(@Press) 2024-12-18 15:30:00 |
能勢電鉄株式会社(本社:兵庫県川西市、代表取締役社長:西中哲郎)は、2024年9月20日(金)、国土交通省近畿運輸局長宛てに鉄道旅客運賃の上限変更認可申請を行い、本日、認可されました。
つきましては、2025年1月19日(日)に運賃改定を実施いたします。 改定理由および改定内容は次のとおりです。 1.改定理由 当社の輸送人員は、1995年度をピークに、沿線の少子高齢化や周辺道路の整備等に伴い逓減していることに加え、近年では、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受け、減少に拍車がかかりました。コロナ禍が明け、一定の回復はあったものの、沿線を取り巻く環境は依然として厳しく、2023年度の輸送人員は、1995年度のピーク時に比べ、54%程度に減少しており、この傾向は今後も続くものと見ております。 当社はこれまで、他社に先駆けてワンマン運転を導入したほか、山下駅において、駅務機器遠隔操作システムを用いた集中監視により、駅の無人化などを進めました。さらに、土木・電気・車両に関する保守業務について、阪急電鉄と連携する体制を整え、技術的レベルの向上を図りながら効率化を推し進めるなど、サービス品質の維持と経営の効率化の両立に努めてまいりました。 当社は1995年より現在に至るまで、消費税率変更に伴う運賃改定を除き、現行の運賃水準を約30年にわたり維持してまいりましたが、今後は電気料金や資材の価格高騰に加え、金利の上昇など、少子高齢化以外にも、当社を取り巻く経営環境はさらに厳しいものとなることが予測されます。引き続き経営努力を続けてまいりますが、現行の運賃水準では、安全維持に必要な老朽設備・車両の更新や、バリアフリー化に必要な財源等の確保が困難になると判断し、どうしても不足する費用の一部をお客さまにご負担いただく観点から、今般、運賃改定を実施させていただくことといたしました。 ご利用者の皆様には、何卒ご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 2.主な改定内容 普通旅客運賃のうち、初乗り運賃(キロ程2.0km以下)は20円、その他の区間(キロ程2.1km以上)の運賃については30円ずつ、それぞれ引き上げます。 定期旅客運賃のうち、通勤定期については、現行割引率37.5%から、34.0%に縮小いたします。 一方、通学定期については、家計負担に配慮するため、現行金額を据え置きます(※)。 (※)この結果、通学定期の割引率としては、59.7%から63.8%に拡大いたします。 (1)改定実施日 2025年1月19日(日) (2)改定率 画像1: (3)現行・改定運賃比較表 ○普通旅客運賃(大人) 画像2: ○定期旅客運賃(1カ月) 画像3: 改定後の運賃の詳細は、【参考資料】をご参照願います。 【参考】 1.設備投資の実績と今後の計画 画像4: 2.主な設備投資の内容 以下のとおり計画しております。 (1)駅施設のバリアフリー・美装化【約809,000千円(2024年度〜2027年度)】 (2)車両のリニューアル【約800,200千円(2023年度〜2025年度)】 (3)継続的な安全対策【約179,000千円(2024年度〜2027年度)】 (4)サービス改善及び老朽機器の更新【約1,589,800千円(2024年度〜2027年度)】 3.収支実績と推定 画像5: ●能勢電鉄ホームページ https://noseden.hankyu.co.jp この件に関するお客様からのお問い合わせは 能勢電鉄株式会社 鉄道事業部(企画統括担当) TEL:072-792-7810 FAX:072-792-7730(平日9:30〜17:00) ※2024年12月28日 〜 2025年1月5日を除く 参考資料:https://www.atpress.ne.jp/releases/421020/att_421020_1.pdf 能勢電鉄株式会社 https://noseden.hankyu.co.jp リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/fabd11ba69d9f8b4c7ed5e2731938de3d5ca5d53.pdf 発行元:阪急阪神ホールディングス 大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press |
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