長野県安曇野市、ジョルダン、ネクスト・モビリティ(@Press) 2025-03-12 10:00:00 |
ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 俊和、以下「ジョルダン」)と長野県安曇野市(以下「安曇野市」)は、3月12日(水)より、ジョルダンが提供する「乗換案内」アプリ及びWebサイトにおいて、飲食店・観光施設・宿泊施設・モビリティなどの情報取得から移動手段の検索までワンストップで案内可能な「安曇野モード」のサービス提供を開始しました。
また、ジョルダンと安曇野市、ネクスト・モビリティ株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:日高 悟、以下「ネクスト・モビリティ」)は、同日より「乗換案内」アプリにおいて、安曇野市で運行中のAIオンデマンドバス「あづみん・のるーと安曇野」を利用する経路表示とアプリ内での予約連携サービスを開始いたしました。 ※日高の「高」は正式にははしごだか 画像1: 安曇野モード活用イメージ図 1. 本取り組みの背景・目的 近年、旅行者の情報収集方法は大きく変化し、SNSやデジタルツールを活用して旅先を選ぶ人が増えています。しかしながら、安曇野市内ではSNS等を活用して情報発信を行っている店舗、施設は少なく、旅行者が最新の情報を得にくい状況です。 また、主要駅などから市内観光地へ向かう二次交通が十分に整備されていないことから、公共交通等で来訪された旅行者の市内移動に課題がありました。 こうした課題の解消を図るため、安曇野市では、個人旅行者やインバウンド旅行者の利便性と満足度を向上させ、地域の魅力を効果的に発信するための取り組みを進めています。さらには、既存公共交通との連携を図り、よりシームレスな移動サービスを提供することで観光面での交通空白の解消を図り、地域住民と旅行者の双方が利用できる新たな交通モードの確立を目指しています。 2. 具体的な施策 【観光MaaSサービス「安曇野モード」の展開】 「乗換案内」アプリのスマートシティモード(※1)及びWebサイト上で「安曇野モード」を展開することで、安曇野市の観光情報や移動手段をワンストップで検索できるようになりました。 観光情報として、飲食店・観光施設・宿泊施設・モビリティなどの詳細情報を地図上で確認することができ、関連する予約サイト等も掲載しています。さらに、「安曇野モード」画面から直接、選択したスポットまで、鉄道やバス等の公共交通機関だけでなく、シェアサイクルやタクシー、AIオンデマンドバスも含めた経路検索を行うことができます。 画像2: 「乗換案内」アプリ・安曇野モード また、Webサイト上でも「安曇野モード」を展開することにより、「乗換案内」アプリを利用していない方や海外の方にも情報取得から経路検索までワンストップでの提供が可能になります(多言語機能も順次搭載予定)。 画像3: WEBサイト・安曇野モード 安曇野市のあらゆる情報と二次交通を「安曇野モード」で一元化することで、周遊観光の促進や観光DXに取り組んでいきます。 3. 今後の安曇野市が目指す姿 「安曇野モード」内で情報提供する市内の観光スポットや飲食店、宿泊施設を充実させることで、旅行者が目的地へ向かう途中で新たな発見や寄り道を楽しめる仕掛けを整えていきます。さらに、「安曇野モード」を活用したスタンプラリーやクーポン配布など、旅行者が楽しみながら利用できる仕組みの導入を検討します。 また、地域事業者との連携を強化し、最新の情報をリアルタイムで掲載できる体制を整えることで、旅行者の利便性を高めるとともに、関係人口の拡大にもつなげていきます。 (※1)「スマートシティモード」とは 地域ごとの課題や誘客など異なるニーズに応じて柔軟にカスタマイズすることができ、観光やビジネスを目的に訪れる移動者、地域住民のどちらにも便利な機能を提供します。乗換案内アプリのみで、都市から都市への広域移動に加え、目的地に到着した後の地域内周遊までをワンストップでカバーすることで、利用者は観光のために複数のアプリをダウンロードする必要がありません。また地域側は、さまざまなコストを軽減し、観光DXやMaaS、スマートシティを推進することができます。 【AIオンデマンドバス経路表示及び予約のAPI連携】 「乗換案内」アプリで、出発地・目的地などをAIオンデマンドバス「あづみん・のるーと安曇野」の運行エリア内で経路検索した場合、「あづみん・のるーと安曇野」の利用を含めた移動の選択肢が表示されるようになりました。経路検索結果内のバナーをタップし、予約に必要な情報を入力すると、そのまま「乗換案内」アプリ内でAIオンデマンドバスの予約が完結します。新たにアプリをダウンロードする必要がないため、日常使いをされる市民の方だけでなく、観光客などの一時的にサービスを利用したい方でも使いやすいサービスを構築しました。 画像4: 「乗換案内」とAIオンデマンドバス連携 【ジョルダンについて】 1979年12月に設立したジョルダンは、乗換案内を中心とするソフトウェア開発や携帯コンテンツ事業を軸に、旅行業などのビジネスを展開し組み合わせることで、「移動に関するNo.1 ICTカンパニー」としての地位を確立することを経営戦略として掲げています。ジョルダンの主要サービスである「乗換案内」アプリは累計5,000万ダウンロードを超え、多くのユーザーの「移動」をサポートしています。 2024年5月8日にリリースした「乗換案内 version 6」は、公共交通に加えてレンタカー、シェアサイクル、キックボード、AI乗合オンデマンド交通などの新しい移動手段(ニューモーダル)を含む「トータル・マルチモーダル経路検索」(※2)に対応し、より便利で快適な移動の選択肢を複数ご案内できるようになりました。 (※2)「トータル・マルチモーダル経路検索」とは 移動の出発から到着まで特別な設定の必要なく、複数の交通手段を複合した経路案内です。「乗換案内」は、今後も「トータル・マルチモーダル経路検索」として、様々な新しい移動手段(ニューモーダル)の対応を拡充し、お客様の多様なニーズに応え、最適なサービスの提供に努めていきます。 ■「乗換案内」アプリダウンロード iOS : https://apps.apple.com/jp/app/id299490481 Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.jorudan.nrkj&referrer 画像5: 「乗換案内」アプリダウンロード 【ネクスト・モビリティについて】 「暮らしの移動を、いつまでも、もっと便利に」実現のため、2019年3月に設立したネクスト・モビリティは、福岡市東区アイランドシティ地区でのAI活用型オンデマンドバス・サービス「のるーと」の運行事業で培ったノウハウをもとに、全国の自治体様・交通事業者様向けのオンデマンドバス・サービスのソリューション提供型事業(オペレーションの仕組みの提供、顧客の運行体制構築の支援、車両の提供など)を展開しています。お客様の利便性と運行の効率性の両立ができる新しい交通モードとして子どもから高齢者まで幅広い利用者層の方に受け入れてもらえるよう、スマートフォンアプリやLINE等を使った24時間予約受付、大型免許をもつ運転士不足への対応など持続可能な公共交通を目指しています。 2025年4月までに54箇所の全国の自治体様や交通事業者様へサービスを拡大しております。 ■「のるーと」アプリダウンロード iOS : https://apps.apple.com/jp/app/id1455155582 Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sparelabs.platform.rider.knowroute&hl=ja&pli=1 画像6: 「のるーと」アプリダウンロード 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press |
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