柾岡 淳夫(dtft2462) 2008-10-21 14:07:28 |
2日目は男鹿線の普通でスタート。出戸浜で折り返します。出戸浜は古いながらも見事な住宅街で、折り返しで乗車した秋田行きには発車時刻が近づくにつれ三々五々乗客が増えていきました。日曜日でこの状態ですから、普段から安定的に利用者があるようですね。 追分で弘前行きに乗り換えました。八郎潟がちらりと見えたかと思うと東能代からは内陸に分け入る区間です。ロングシートの701系電車ですから旅情には欠くのですけれど、単線・複線が入り乱れた区間で「鉄道旅行地図帳」の東北版が役立つほど鉄道ファンの「汽車旅」的風情には事欠きません(^^; 大館で花輪線と接続のため長時間停車。この間に名物「鶏めし」を買いに行きました。ここの鶏はいわずと知れた「比内地鶏」です。きりたんぽの本場でもありますが、今回は見送らざるを得ませんでした。 大館を出ると矢立峠を越えます。NHKアーカイブスで再放送された「新日本紀行」で、ここの蒸機が紹介された番組を見たのですが、現在では当時とは路線が変わっています。電化の際に付け替えがあったようですね。 終点弘前で下車。五能線の鯵ヶ沢行きに乗り換えですが、少々時間があり改札外へ出ました。と言っても持ち時間はさほどありませんでしたのでまたも町歩きはお預けでしたが… 鯵ヶ沢まで往復。途中「リゾートしらかみ」のくまげら編成と交換がありました。五所川原を過ぎてどこかで途中下車…と思ったものの、思い立つ駅はなく結局鯵ヶ沢まで行って単純に折り返しました。途中下車の候補は木造と陸奥森田だったのですけれど。 弘前まで引き返しました。川部ではなく弘前まで戻ったのはこのあと「つがる22号」に乗るためです。この「つがる22号」、弘前を出ると終点八戸までの間の停車駅は青森だけなんですね。つがる・白鳥と号数の設定がいびつなのは、接続する「はやて」の号数にあわせているからなんですね。 青森で方向が変わるため、座席の向きは弘前の段階では逆向きに設定されています。これはこまちも同じでしたね。 停車駅が少ないと人の出入りも少なく、青森を出て隣に誰も居なかったら2席占領できるということで楽でした。かつては陸奥市川・下田・上北町・乙供あたりで千鳥停車していたりしましたが、現在では八戸からの距離が短くなったからなのかこれらの駅への停車はなくなってしまいました。 さすがに途中無停車は快適で、あっという間に八戸に着きました。 (つづく) 柾岡 淳夫 -- CMN v0.50gβ -- |