【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.147【若桜鉄道】SL運転見学と運転体験
柾岡 淳夫(dtft2462) 2008-10-20 00:44:12
みなさん、こんにちは。

10月18日に大学鉄研OB会のメンバーとともに若桜鉄道へ行ってきました。今回はOB会の総会が主目的だったのですが、集まる機会に何かのイベントをしようということで、当日実施の列車運転体験に申し込んでいました。とりあえず役員会メンバーの4名ということで申し込んだのですが、イベントの幹事からは1名だけ当選という連絡があって、役員以外の参加者に体験してもらおうという話になっていましたが…

郡家駅へ行くと、バスでツアーの団体が若桜鉄道の列車に乗車してきました。実はその関係で臨時にSL「C12」の運転が行われることになりました。ということで、運転体験参加者もそれを見学することができました。一挙に両方を楽しめたのでラッキーでした。

で、運転体験の方ですが幹事の勘違いで、申し込んだ4名全員が参加でき、なおかつ定員に2名の枠があって、グループのメンバーということで追加も受けていただけました。

まず構内の小屋の中にある部屋で講習を受けます。講習といっても内容はディーゼルカーの構造の説明が主体でした。中には信号の種類の説明などもあったのですけれど、鉄研OBの面々ですので質問の内容が細かくて(笑)
一番詳しく説明を受けたのがブレーキに関する内容でした。運転体験で使われるのがWT3000ですので、その車に使われている自動ブレーキに関しての説明が中心です。注意点としては電車で多く使われている電気指令式と違ってブレーキの強さを直接操作するのではなく、ブレーキ弁に送るエアを「込める」「抜く」の操作するという点と、直通ブレーキと違って操作してから実際に反応するまでに若干のタイムラグがあるという点でした。

講習の後実車の下回りの説明を受けます。先ほどの講習に出てきた内容を実物を見ながら説明を受けました。その後全員が車両に乗って操作の説明を受けるという流れです。

若桜駅構内の側線の長さ100m弱を2往復させてくれます。初めての参加者は時速10km/hまで加速して走行しブレーキ操作して停車目標で止めるという内容を4回繰り返します。ただし、都度エンドを交換する作業がありますので結構忙しかったです。

私の運転は…ブレーキ操作がなかなか難しく、1回だけきっちり停車、あとは手前過ぎたり少々行き過ぎたり(^^;;でした。

今回の参加者の中で4回目という方がお一方いらっしゃり、その方だけは「中級編」ということで15km/hでの走行とATSの操作付きでした。

最後に簡単な修了式があり、その中で今後はSLの運転体験も始めるという話でした。こちらにも…というお誘いをいただきましたので、この場で宣伝しておくことにします。

実際に車両を動かすというのは緊張しますが確実に「面白い」です。みなさんも機会があればぜひこういう体験をされることをお勧めいたします。

    柾岡 淳夫

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