【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.232 (Re:230)【とびしま海道】で本四横断
take-okm/岡村(wvhn9210) 2008-11-23 22:29:31
 11月18日に新たに本州と豊島・大崎下島間に設定された路線バスの運行回数は

広島バスセンター−広駅前−(下蒲刈島・上蒲刈島・豊島)−(大崎下島)沖友天満宮 4往復
中国労災病院(新広駅の近く)−広駅前−(下蒲刈島・上蒲刈島・豊島)−(大崎下島)沖友天満宮 11往復

となっており、両系統を合わせると広駅前−沖友天満宮間では大体1時間に1本程度の運行になります。

 11月22日13時19分、僕の乗った沖友天満宮ゆきバスは、中国労災病院を出発しました。バスは一般路線車、車内は本州から島へ渡る頃にはほぼ満席、客層は高齢者主体、完全に「島のバス」のムードです。バスのルートも「島内バス同士を橋でつなぎ合わせて直通にした」という感じ。すでにフェリーの廃止になった港にも寄り道運転を繰り返すので、時間がかかります。

 僕は大崎下島の御手洗港でバスを降りました。大崎下島の小長港から歩いて橋を渡ると、徒歩25分ほどで「とびしま海道」の端点である岡村島に着きます。

 バス路線は、岡村島には届きませんでした。「とびしま海道」開通のニュースを初めてみたときには「『岡村』という方向幕を掲げたバスに乗れるか?」という期待も持ちましたが、その期待は叶いませんでした。
 これは、

    - 大崎下島は広島県呉市であるのに対し、岡村島は愛媛県今治市であり、今治港とは船で最短35分で結ばれていて、流動が確立されている。
    - ここに、広島まで2時間以上もかかるバスが仮に走ったとしても、利用されるか疑わしい
    - 岡村島には、これといった名所もないので、入り込み客もあまり期待できない。

といったことが理由なのかな・・・と思いつつ、僕は今治ゆきの船で岡村島をあとにしたのでした。





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