【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.309【北近畿タンゴ】1年かけて完乗(その1)
佐藤 邦昭(pndu3792) 2009-01-04 22:15:22
 北近畿タンゴ鉄道は国鉄宮津線を転換した宮津線と新線の宮福線があります。
 元日に2回遠征して完乗しました。元日なのはJR西日本の「年末年始西日本乗り放題きっぷ」を利用したからです。この切符は北近畿タンゴ鉄道では使えませんので、別途支払う事になります。2008年の元日に福知山−宮津−豊岡と乗り、2009年の元日は西舞鶴−天橋立を往復しました。
 2008年は福山−<新幹線>−新大阪−<特急「北近畿3号」>−福知山まで行き、ここで特急「はしだて1号」に乗り換えます。
 車内で、「西日本乗り放題きっぷ」を見せて、「乗車券は豊岡まで特急券は天橋立まで」と言ったら、車掌さんが驚いて、「大回りするのですね。天橋立で豊岡行きに乗り換えるのでしたら、宮津で乗り換えれば同じホームですよ」と教えてくれ、特急券は宮津までになりました。
 車掌さんが驚くのも当たり前です。福知山から豊岡へ行くのでしたら、JRの方が安くて速く、私のように「西日本乗り放題きっぷ」を持っていれば、新たに出費しなくても行く事ができるのですから。
 この時は、福知山の高架化が工事中で、JRからの乗り入れ列車はJRのホームを使いますので乗り換えが楽ですが、北近畿タンゴ鉄道のホームは少し離れた地平にありました。完成すれば便利になるでしょうが、今はどうでしょう。
 新線区間は高規格で快走していきます。外は雪になり、宮津は少し積っていました。
 ここで「タンゴ悠遊1号」豊岡行きに乗り換えます。使用されている気動車は一般車のKTR700型ですが、転換クロスシート車です。
 天橋立は吹雪でよく見えませんでした。野田川駅の手前で怪しい橋台が残っていました。後で調べますと専用線の廃線跡とわかりました。加悦鉄道がここから分岐していた事も後で知りました。丹後山田から駅名が変わっていたので気付きませんでした。
 海沿いと思っていたのですが、山の中を走る感じでした。雪は豊岡に着くまで降り続きました。
 北近畿タンゴ鉄道の豊岡駅はJRホームの端で乗り換え口があり、JRの切符があればそのまま乗り換えられます。写真を撮っていたら、ホームで売っていた駅弁を買い損ねてしまいました。
 その後は豊岡−<特急「きのさき6号」>−京都−<特急「はるか39号」>−関西空港−鳳−東羽衣−鳳−大阪−新大阪−<新幹線>−福山と乗りました。
 この時に北近畿タンゴ鉄道の完乗を目指さなかったのは、はるかルートと関西空港線に乗りたかったからです。
 この時点で、西舞鶴−宮津間が残りました。

 福山市 佐藤邦昭
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