柾岡 淳夫(dtft2462) 2009-01-01 19:46:34 |
宿に戻ったら荷物の整理や洗濯をしてから石垣の市街地を散策します。といっても回ったのは桃林寺くらいでしたが。 桃林寺の近くに、知人から紹介いただいた居酒屋「武」があり、営業時間になっていましたので入りました。この店ただの居酒屋なんですが、石垣のタウン情報などでは「イノシシ料理」で有名な店だそうです。ということで「イノシシのスタミナ焼き」を頼みました。 イノシシというと「ぼたん鍋」など臭み消しが料理の技かなと思っていましたが、意外にもここのイノシシは癖がなく柔らかい食感でした。ご主人に聞けば、体重25kgくらいのものを使っているとのこと。要するにまだ子供のイノシシを使っているわけですね。産地は西表なので確かに地元産で鮮度は確か。地元の西表では皮付きの刺身という食べ方も人気があるということです。神戸でもイノシシは居ます…というか自宅近くではよく見かけます…けれど、野生のイノシシは寄生虫が多く、加熱調理してもなかなか食用にならないなどと聞いていますから、刺身というのは驚きでした。 野菜もたっぷりの「スタミナ焼き」を堪能して店を後にしました。その後は夜の美崎町界隈を散策して夜食を買い込んで(といっても満腹状態なのでわずかなもの&翌朝のパンくらいでしたが)宿に戻りました。 翌朝は離島を観光…ということで小浜島に向かいました。ここはかつてNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台となったところで、観光案内でもいまだに「ロケ地」の表示がありました。 まずは石垣港離島桟橋ターミナルへ向かいます。離島航路は「安栄観光」「八重山観光フェリー」「石垣島ドリーム観光」の3社が運航しています。竹富島などは同時刻発という恐ろしい状況になっているわけですけれど、小浜島は便数が竹富島ほど多くなく出港時刻も比較的バラけています。ということで、一番早い出港の「石垣島ドリーム観光」で往復乗船券を買って小浜島に向かいました。 小浜島は石垣島の西側で、石垣港から小浜島桟橋まで直線で結ぶとちょうど竹富島が邪魔する位置になります。竹富島までなら10分なのに対して、小浜島までは25分かかります。 時間的に中途半端だったのか、10時前の小浜島行きはがらがらで、船首の船室はほぼ貸切状態でした。左舷側に座りましたが、竹富島らしき島影は見えず、どうやら竹富島の南側を航行しているようでした。 時刻どおりに小浜島着。戻りの便は13:10の予定でおよそ3時間の滞在予定です。 柾岡 淳夫 -- CMN v0.50gβ -- |