【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.350 (Re:253)【八重山】ぶらりのんびりの旅(8)
柾岡 淳夫(dtft2462) 2009-01-14 22:31:51
散策の途中に「竹富民芸館」に入ります。入場は無料でした。中の展示を見て前回も入ったことに気づきましたが、一応一通り見て回りました。芭蕉布の製造工程などの解説が展示の主体ですが、製品の展示販売や実演、予約すれば機織体験などもできるようです。

そこを出て向かいのパーラー「ゆうくぬみ」へ入ります。ここも前回やってきていますが、気に入った休憩場所とでも説明すればご理解いただけるでしょうか。ここはカキ氷が主体で、空地に丸太のテーブルや椅子を置いていて、小屋でオーダーするセルフサービス形式の店です。沖縄ですからもちろん「氷ぜんざい」をオーダーしました。気温は低いとはいえ最低気温が20度ほどで、この日の竹富島はピーカンの快晴でしたから、カキ氷も心地良かったです。

休憩を終えて港まで歩きます。緩い下り坂で距離は感じませんでした。帰りの便も同時刻発のはずですが、実際にはちょっとずれて到着・出発でしたので、競艇状態にはなりませんでした。

港に着いてまたマルハ鮮魚へ。この日は「中おち」があったのでそれをいただきました。

桟橋ターミナルのコインロッカーに預けていた荷物を引き取ってバスターミナルへ。全日空ホテル経由の空港線で空港に向かいました。

空港はにぎわっていましたが、何があったのかと思ったらちょうど巡業でやってきていた大相撲一行が帰るところに出くわしたのでした。さすがに同じ便ではなく神戸行の1便前の那覇行で乗り継いで羽田までのようでした。

搭乗ロビーでは力士のみなさんの食欲を垣間見ることができました。待っている間はなにがしか食べてらっしゃいましたね…他人のことはいえないかもしれませんけれど(笑)…

航空券は石垣→神戸でしたが、那覇経由便ですので石垣から那覇までの搭乗券と那覇から神戸までの搭乗券の2枚が渡されました。便名が同じなので間違わないように「石垣空港の搭乗時」「沖縄那覇空港の搭乗時」と明示されていたのが新鮮でした。

大相撲一行が搭乗して、次の便が私の乗る神戸行です。改札機に搭乗券を通して歩いて飛行機に向かいます。ここはブリッジがなくいわゆる「沖留め」状態での搭乗ですが、バス送迎ではなかったです。ドアクローズして滑走路へ。滑走路が短いのは下を見ていたらよくわかりました。

飛行機は一路東へ。宮古空港や下地島空港の滑走路をはるか下に眺めつつしばらくすると那覇空港への降下開始です。北風の時期ですし南側からの着陸かと思いきや、北側からの着陸でした。窓からは沖縄電力の牧港発電所や那覇港離島桟橋の「とまりん」などを見ながら着陸しました。ここで40分の時間がありましたが、制限エリア内の売店には先行していた大相撲ご一行様が群れをなしていて、八重山そばじゃない沖縄そばは食べそびれてしまいました。

で、搭乗開始時刻になったのですが…

(つづく)

    柾岡 淳夫

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