【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.328 (Re:226)【2008冬旅行】九州に行くはずが只見線
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-01-10 02:04:11
こんにちは、石田 敏弘です。

正月旅行は九州と決めていましたし、その準備もしていました。第一ランナーになるのは元旦夜発車の「ムーンライトながら」です。

ところで、毎年のパターンで大晦日から元旦の明け方にかけてはカウントダウンパーティに参加して、、、要は飲んだくれているわけですが、、、そのまま帰宅しても寝てしまうだけなので、ウォーミングアップを兼ねて小旅行に行くことにしました。

中央線を進んで善光寺へ初詣とも考えたのですが、パーティが予定より長引いてしまって乗り遅れ。次案の東北本線に乗っての只見線ツアーを選びました。九州へ行くのに全く正反対の東北へ足を進める馬鹿馬鹿しさ。1年の計は元旦に有り、私の新年に相応しいです。

東北本線を北上して関東平野を抜けたあたりから雪がちらつき始め、郡山から磐越西線に入り、中山宿のスイッチバック跡を眺める頃には一面の雪景色です。猪苗代から見えるスキー場もほっとしていることでしょう。

会津若松からは只見線の旅。時間が有ったので駅の脇にある居酒屋で、別な意味のウォーミングアップです。

さて、只見線は通常は2両編成です。キハ40やキハ48が使われていますが、車内をロングシートに変えた車両が存在しています。普段はクロスロングと、あまり拘らない私ですが、さすがに御免です。どのシートの車両が来るかは御神籤のようです。私が並んだ列に来た車両は、3列クロスシートにした車両でした。中吉でしょうか、1人がけの席を確保出来たので大吉かもしれません。

徹夜明け、さらに昼食とビールですっかり熟睡モード。発車を待たずに、次の瞬間には1時間後の会津柳津駅です。此処からが只見線の見所の連続です。只見川の渓谷とダム、自然と人工物の調和に降りしきる雪が景色に深みを加えます。会津若松から小出までの3時間半の道のりは、内容の詰まった車窓を展開してくれました。







峠越えを前に小休止 撮影日: 2009年01月01日
撮影場所: 只見線
キャプション: 峠越えを前に小休止
画像サイズ: 500×333(64%表示)