【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.405 (Re:226)【2009冬旅行】人吉の温泉
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-01-29 16:12:05
こんにちは、石田 敏弘です。

肥薩線の汽車旅を楽しんだ後は、再び温泉です。人吉には温泉の共同浴場があちこちにあるので、何処に入ろうかと迷ってしまいます。

汽車旅の途中なので駅から近いことで選びます。以前は駅から徒歩10分ぐらいの、その名も人吉温泉を愛用していました。人吉を代表するような名前ですが、モルタル作りの、ごく普通の共同浴場で、看板が無ければ町の公民館といった風情です。全く特徴の無い長方形の湯船につかれば、なみなみと注がれているお湯があふれ出します。

今回は、これまた人吉を代表するような名前の中央温泉に入りました。とは言っても倉庫の隣にある、ありふれた共同浴場です。入口には「九州の名湯に選ばれました」といった掲示がされていますが、それが侘しく思えるような鄙びた温泉です。浴室はガラスの温室に岩風呂という、古いスタイルの温泉施設です。古き良き時代の昭和の温泉を再現?しているのでしょうか。でも昭和生まれの私には、これがとても気持ち良いのです。昼過ぎの中途半端な時間だったので、先客は地元のおっさんだけ。思い切りノンビリしてしまいました。

今日は鹿児島のホテルで朝風呂、吉松駅前温泉で昼飯前の風呂、そして人吉でお風呂と、1日で3軒も入浴しています。湯疲れしたようで、人吉から八代までの肥薩線の区間では、球磨川がゆったり流れる景色に身を任せて、すっかり熟睡してしまいました。

あとは東京へ戻るだけ。大阪ゆきのムーンライト九州に乗ってしまえば、いつもの乗継ぎをこなして、日常に戻りました。


全く特徴の無い温泉が心地良し 撮影日: 2009年01月05日
撮影場所: 人吉の中央温泉
キャプション: 全く特徴の無い温泉が心地良し
画像サイズ: 500×289(64%表示)