【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.471 (Re:439)【九州】「SUNQパス」利用の旅(3)
柾岡 淳夫(dtft2462) 2009-03-10 22:57:43
宇佐からは佐伯まで日豊線で戻ります。「SUNQパスの旅」といいつつ、列車にばかり乗っている感じですけれど(^^;

宇佐から佐伯だと別府か大分で乗換えが必要です。でも改札を出なければ特急券は通しのもので済みます。これはかつて「にちりん」として通しで運転されていたものが大分で「ソニック」と「にちりん」に系統分割されたからですね。

別府では同じホームで乗り換えできるのですが、15分ほどの待ち合わせなのと亀川通過時に待機している「きりしま・ひゅうが」用の3連が見えましたのでホームでしばらく待つことに。当然車内販売はないだろうと朝食の調達を考えましたが下りホームには売店すらなく、改札外に出るわけにも行かずどうしようかと思ったところ上りホームの売店を発見。待ち時間が長いことを逆に利用して上りホームまで往復して無事弁当を入手しました。でも、駅構造が宮崎のようだったらOUTでしたね。

3月14日の改正以後はこの列車も大分発になるようです。同じホームで乗り換えとはいうものの10分あまり待たされるのではあまり意味がなく、大分で同じホームで乗り換えできるのなら、別府発にする意味もあまりなさそうです。また、この改正で喫煙車が廃止されます。「つばめ」「有明」「ソニック」などではすでに廃止されているわけですが、「にちりん」にはまだ1両つながっています。喫煙者の私ですから、その乗り納めも兼ねての乗車となりました。

大分からは鶴崎・臼杵・津久見と停車して佐伯に着きます。海岸沿いのルートでは効率よく「国盗り」ができました。佐伯のひらがな表記は「さいき」なんですね。

佐伯駅前からはやっと「SUNQパス」を本格的に使います。ここから乗るのは大分バスの大分行き急行です。急行とはいえ途中までは各停です。この便は大型時刻表にも掲載されていますので計画段階で組み入れました。このバスは日豊線とは離れた国道10号線経由で、旧野津町(現臼杵市内)や旧犬飼町(現豊後大野市内)を経由します。犬飼からは豊肥線沿いに走る形です。

バスは風連鍾乳洞の入口を経由して野津へ。完全に山の中ですが、さすがに国道で時々バス停で後続車をやり過ごします。

犬飼久原(いぬかいくばる)から急行運転に。この停留所は豊肥線の犬飼駅最寄の停留所のようです。その先で大分市内へ入っていきます。大分大学あたりからはさすがに県都という雰囲気になってきます。日豊線をオーバークロスして右折すると大分駅前停留所です。バスは県庁前まで行くようですが私はここで下車しました。普段なら駅に向かうのですが、今回は駅を無視するようにトキハ百貨店へ。この百貨店の1階に大分バスの案内所があり、そこで福岡行きの便の予約を取っておくためです。

着いたらすでに福岡行きが停まっていました。が、予約がないと乗車できないのでこの便には乗りません。30分後のノンストップ便にすんなりと予約が入って「座席券」を受け取ります。

まるまる30分待つことになりますが、その合間を使ってデパ地下へ。昼食の手配です。とり天弁当があったのでそれを買います。百貨店前にバス待ちスペースのようなところにベンチがあり、そこで弁当をいただきました。

食事を済ませて弁当ガラを処分したりしているうちにバスが到着。西鉄観光バス運行の福岡行きノンストップ便です。パスと座席券をドライバーに提示して早速乗り込みました。

(つづく)

    柾岡 淳夫

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