【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.478 (Re:439)【九州】「SUNQパス」利用の旅(5)
柾岡 淳夫(dtft2462) 2009-03-13 00:51:01
3月1日。この日は今回の九州旅行の主目的である、JR九州のICカード「SUGOCA」の運用開始&記念カードの発売日でした。

記念カードを買うためにカード発売駅の近くに宿泊して、早朝に並ぶ意図でどこにするか考えた末に行橋駅にしたわけです。行橋市は初の宿泊地でもありました。前夜の睡眠不足の影響で、宿にチェックインするなり寝てしまい、日付が変わる直前くらいに起き出して入浴し、食事を買出しがてら駅に様子を見に行きました。徹夜組は2人だけで、これなら予定通りでよさそうと、一旦宿に戻ります。その後1時間半ほど寝て、5時前にチェックアウト。5時には並びました。この時点で5番目でした。5時というのは「ドリームにちりん」到着の前という時間設定だったのですが、結果的にこの列車からの組はほとんどいませんでした。後から聞いた話ですが、どうやら中津で記念「SUGOCA」と「さよなら富士」のオレンジカードを同時に発売したために、両方を狙った組は中津で降りたみたいでした。

行橋の割り当ては予想以上に多く、7時30分には列が解消していましたがまだ売れ残っていました。

「SUNQパス」を使っていますので、当初は昨日の逆ルートで天神BCへと考えていましたけれど、駅からバス停までが結構離れていましたので、行橋から小倉までは電車で移動することにしました。

普通列車に乗りましたが、つり革には「SUGOCA」の宣伝が巻きつれられていて、ピンクのつり革がものすごく目立っていました。個人的には、大阪市営地下鉄の女性専用車につり革に似ていて、間違って女性専用車に乗ってしまったかと錯覚しそうになった(^^;のですが。

小倉からは、天神BC行き高速バス「ひきの」号に乗車しました。小倉からの高速バスといえば、「いとうづ」号が帆柱ケーブルへのアクセスルートとして汽車旅派には有名ですが、「いとうづ」号は一般道路走行区間が長くて所要時間が長いんですね。「ひきの」号は小倉からモノレールに沿って南に走り、紫川入口から北九州都市高速に入りますので、高速走行が長く所要時間も若干短くなります。といっても名称の通り「黒崎インター引野口」バス停停車のために一旦黒崎ICを出るわけですが、わざわざ出るだけの意味は、ここからの乗車の多さで理解できました。

特段の渋滞にも巻き込まれることなく天神BCに到着。昨日同様長い通路を通って乗車口へ。次に乗車する佐世保行きは定数券が必要な定員制の便で、発券所で次の便の券を発行してもらいます。

座席指定ではないので早々に並びました。同時刻発の便が別にありそのバスが先に乗り場に入りました。そのバスが定時に発車しましたが佐世保行きはまだやってきません。というのもこの便の始発は博多駅バスセンターで、バスセンター付近の道路混雑で設定時刻どおりにやって来れなかったようです。結局5分ほど遅れて到着。乗車しましたが、さすがに1時間に2本設定のある路線で、充分に余裕があって横並び2席分確保できました。

バスは天神北入口から都市高速に入り、大宰府ICから九州道に入りました。

(つづく)

    柾岡 淳夫

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