パシフィック(xndp5699) 2010-02-07 20:25:00 |
つづきです。 極楽橋からケーブルカーで高野山駅へ。上るに連れ、周りは雪景色になっていきます。降りたら寒いのなんの。 前に来た時は乗り潰しでしたので、ここで即座にUターンしてましたが、今日は高野山を見ようと、バスでまずは奥の院前へ。ここから奥の院(弘法大師御廟)まで歩いていきます。風はさほどでもないのですが、マフラーに手袋と防寒はしっかりしていきます。広い石畳の参道はきれいに雪がはらわれています。その両側はずっと墓が続いているのですが、もちろん個人のもあれば、企業の慰霊碑、忠魂碑も。UCCのコーヒーカップや、日産の労働者像、いろいろ企業のカラーが出ていて、興味深いもの。しばらく行って参道は左へ。ここからはもう一方の一の橋からのメインルート。巨大な杉の林になり、その杉の間もずっと墓が続いていますが、こちらは大戦時の部隊のものや、戦国時代以降の武将のものも。墓を建立した由来を記したものも多く、ついつい読んでしまいます。 杉の大木は壮観で、空の青と雲が梢を流れる素晴らしさを堪能しつつ、燈籠堂から裏手に回り大師廟の参拝を済ませて、来たとおり戻ってきて昼食。バスで千手院橋まで戻ってきて、今度は金剛峯寺。拝観受付を済ませて、奥へ。渡り廊下をたどって新別殿でお茶と茶菓子をもらい、一息ついて、枯山水の蟠龍庭(ばんりゅうてい)を眺め、台所など見て終了。寺院の続く道を台地の西の大門まで歩いて、遠くにうっすらと紀淡海峡を眺め、再び千手院橋まで戻ってきたらタイミング良く高野山駅行きのバスが来たので、乗り込み、駅へ。 駅からも接続よくケーブルが出発するのですが、そこは往きと違うほうを(笑)と、1本見送って左側を行く車両で下りました。ところが、接続する特急が今日に限り運休..うーむ、これで一気に灘波まで乗れればよかったんだが。一旦駅の改札を出てみました。簡易自動改札機?が2レーンだけで、出ると踏みわけ道みたいに谷へ降りて行き、護岸脇を、ケーブル乗り場への橋の下をくぐっていけるようです。まるで、今は亡き名鉄犬山モノレールの終点、動物園駅みたいでした(笑)。戻って橋本行きの2300系に。これは窓も広く転換クロスシートですから、帰路もゆったりと谷川の景色を楽しみながら。トンネルは23個あり、名称板も反対側にあるのですが、記録はまあいいかと橋本まで下り、ここから接続する特急で灘波まで一気に移動。帰りはいつもどおり関空からですが、高野線を下りも乗っておこうと、もの好きは高野線の普通で天下茶屋まで戻り、さらに時間をつぶすために関西空港行き普通に乗りとおして関空まで。 もちろん今日も737-800狙いです。が、既乗の305J。ビジネスクラスのシートに納まって帰京しました。 帰って、前回乗り潰し時のノートを見てみると、さすが(笑)、高野線橋本〜極楽橋の配線も、トンネル名もバッチリ、マークしてありました。ケーブルは12に乗って往復していたので、今回22と21に乗って、残りは11のみ。またいつか高野山に行くときは11に乗りましょう。 |