佐藤 邦昭(pndu3792) 2010-01-31 01:03:39 |
米原駅まで乗った新快速は近江塩津行で、12分停車して後ろの切り離し作業を行います。 乗り換える「しらさぎ53号」は向かいのホームに停車していました。この日は3両増結されて8両編成でした。 ちょうど昼ですから、弁当を買う事にしました。米原駅で駅弁を買うのは思い出せないほど久しぶりです。昔は何度も大垣夜行で東海道本線を行き来しましたが、上りの場合は米原駅で乗り換える時間帯が遅かった為か弁当を売っていた事はあまりありませんでした。その中でも記憶に残っているのは一度だけ見た跨線橋での立ち売り。どうもホームを移動しながら売っていたようです。その後は見る事もなくいつしか普通に乗って米原へ来なくなりました。 駅弁は階段を上がったところで売っているだろうと思っていたのですが、立ち食いのそば屋さんから声が「近江牛の暖かい弁当がありますよ。いかがですか。」階段を上がらないで済みますのでここで牛肉弁当とお茶を買いました。 乗車するとまもなく発車時間となり「しらさぎ53号」は北陸本線を北へ向かいます。雪が積もり一面真っ白でしたが思ったより積雪は多くなく、大丈夫そうでした。田村駅付近から見えた琵琶湖は灰色に見えて前回9月に通った時と違う表情を見せていました。余呉駅付近では吹雪になり視界が悪くなりました。新疋田駅を過ぎて敦賀駅が近付くと雪は小降りになりました。驚いたのは雪の中に三脚を立てて撮影している人が居た事。定刻通りなら5分後に「雷鳥17号」が続行してくるので、目的はそちらと思います。敦賀駅では3分遅れていましたがすぐに回復しました。 福井駅までは9月に乗っていますが、季節が違いますので違った雰囲気です。金沢に近くなっても時々青空が見えて一安心です。 金沢が近付くと新幹線の高架工事が行われていました。去年の2月より着工した区間が確実に増えていました。雪はチラチラという感じで影響が出そうな感じは無く、ほぼ定刻で金沢駅に無事到着しました。 次の城端線に乗る為には、金沢駅を「しらさぎ7号」か「はくたか19号」に乗れば大丈夫です。ここまで定刻で来るとは思っていませんでしたが、1時間ほど待ち時間ができれば行きたい場所がありましたので途中下車をします。 ここまで来ますとやはり雪や風による影響があり、本来は発車していないはずの「サンダーバード」和倉温泉行が停車していましたので、七尾線方面はダイヤが乱れているようです。新潟行の「北越」は全て運休が決まり、「はくたか17号」も運休となりました。富山から先は海沿いの区間があり、そこではおそらく風が強かったのでしょう。ダイヤが乱れているのは富山から先のようでしたし、ここまでほぼ定刻通り走っていましたから油断をしてしまいました。後で落とし穴にはまる事になろうとはその時は全く思いませんでした。 つづく 福山市 佐藤邦昭 -- CMN v0.50hβ -- |
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