【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.1022 (Re:981)【元日】JR西日本乗り放題きっぷの旅(その2)
佐藤 邦昭(pndu3792) 2010-01-24 22:25:06
 奈良駅からは快速加茂行に乗ります。やって来たのは221系電車で、奈良駅では後ろ2両が切り離されます。木津駅までは去年乗っていますが、ここから先は未乗区間です。大きく右へカーブし奈良線と片町線と離れていき、加茂駅まで一駅ですが駅間距離は意外と長く6kmもありました。
 加茂駅は乗り換えしやすい構造で、向かい側ホームへ亀山行が待っていました。亀山行はキハ120の2両編成で、先頭がロングシートの0番台車で、2両目がクロスシートがある300番台車でした。
 発車すると次の笠置駅で下り加茂行と交換します。関西本線は幹線ですので、各駅のホームが長いのですが、2両の気動車が停車するのはもったいないような感じがします。
 田園風景の中を走っていると思えば、山の中を走る区間もあり落石覆いが設置され、安全対策もされていました。
 伊賀上野駅では伊賀鉄道と接続します。ちょうど伊賀鉄道の電車も到着するところでした。下りの加茂行もやって来て、3本の列車が集合しました。これを見ますと関西本線と伊賀鉄道の接続は考慮されているようです。
 柘植駅に到着して関西本線の未乗区間を乗り終えましたのでJR西日本の未乗路線は6線区になりました。ここで草津線に乗り換えますが、時間がありますので途中下車してみました。
 駅前には「俳聖 松尾芭蕉生誕地」の看板がありました。前回は途中下車をしていませんので、芭蕉さんと縁があるとは知りませんでした。
 草津線は平成になって初めて乗ります。草津行の電車は113系の4両編成でしたが、両方の先頭車が更新車で中間のモハユニットは未更新の湘南色という混色編成でした。最初はガラガラでしたが徐々に増えていきました。貴生川駅では近江鉄道と信楽高原鉄道が接続しています。どちらも未乗ですからいつか乗りたいと思います。
 草津駅に着くまでに次の行き先を決めないといけないのですが、当初の計画では紀勢本線の未乗区間(和歌山−和歌山市)を乗った後に博多南線(博多−博多南)に乗るつもりでした。天気はずっと穏やかで日本海が荒れているとは思えず、携帯電話で天気と運行情報を調べました。これらから北陸に行っても大丈夫そうでしたので、草津駅から東海道本線に乗り米原経由で北陸本線の高岡駅へ行き、最終目的地は城端線の城端駅に変更しました。城端線は去年の2月に乗る予定だったのですが、部分廃止になりそうな北陸鉄道の石川線に変更しましたので、未乗で残っていました。一度乗ると決めた路線をいつまでも乗らないと機会を失いそうでしたから、今回無理する事にしました。
 草津駅から新快速に乗り、米原駅へ行きます。野洲の電留線に停車中の電車には雪が付いているものもあり、雪が降っている事がわかります。米原駅に近付くと雪が残っていました。

 つづく

 福山市 佐藤邦昭

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右の電車がこれから乗る草津線草津行。真ん中が乗ってきた関西本線亀山行。左は加茂行です。 撮影日: 2010年01月01日
撮影場所: 関西本線柘植駅
キャプション: 右の電車がこれから乗る草津線草津行。真ん中が乗ってきた関西本線亀山行。左は加茂行です。
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