【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.516【三連休】山形から大阪&和歌山へ
ゆきむら(cxsw5719) 2009-03-22 15:01:04
皆さん、こんにちは。

 別ツリーでもご紹介したゆーらいんさんの山形鉄道荒砥駅での鉄道全線完乗達成に立ち会った後、山形から夜行バスに乗って京都へ向かいました。

 早朝の京都駅から、18きっぷの旅がスタートです。東海道線快速と大阪環状線内回り電車を乗り継ぎ、西九条へ。「新線力」と書かれた真弓監督のポスターが目を惹く阪神電車の高架ホームへ。前日開業したばかりの阪神なんば線に初乗りです。

 近鉄車両の東生駒行きは、約5分の遅れで入線してきました。JRを跨ぎ越し、シェルターの中を少し走ると地下線へ。九条、ドーム前、桜川と地下の新駅に停車します。阪神なんば線は大阪難波までですが、乗務員は一つ手前の桜川で近鉄側と交代です。

 二駅進んで、上本町で下車してみました。ここは、昔ながらの行き止まり式ホームが地上にあります。今日の日を見込んでか、地下に別線を掘って難波まで延伸したようですね。

 折返しは、阪神車両の普通電車尼崎行きに乗り込みます。4ドアの近鉄に対して3ドアの阪神で、同じ両数でも長さが異なります。そのため、停車位置も別々に設定されており、相互乗り入れとしては珍しいパターンです。

 西九条を経て、大物で阪神本線と合流。尼崎に到着すると、この日開幕の選抜高校野球観戦客の多くが、後続の直通特急に乗り換えて行きました。

 というわけで、めでたく完乗タイトルを防衛しました。次なる目的地は、この日デビューする「たま電車」の様子を眺めに和歌山を目指すことにしましょう。

 大阪から紀州路快速に乗って和歌山へ。和歌山電鐵へ行く前に、ちょっと和歌山市へ寄り道。途中の紀和駅を含む区間が高架化されたので、その初乗りを楽しもうという魂胆です。

 一日乗車券を買って貴志行きの「おもちゃ電車」に乗り込むと、車内は既に乗客多数です。その多くが小さい子ども連れの家族で、車内はもう賑やかの一言。

 伊太祈曽で反対列車に乗り換え、岡崎前まで引き返してみました。行き違い設備があって、15分毎運転の時間帯は列車交換があるようです。次の貴志行きは、「いちご電車」です。倶楽部鉄道フォーラムのオフに参加する面々が乗車していました。

 今日のイベント会場となっている伊太祈曽で下車。公開されている「たま電車」の車内に入ってみました。社内外とも非常に凝っていて、ネコの形をした背ずりなど、簡単に壊れてしまうのではないかと少々心配になるほどです。インタビューを受けている小嶋社長の姿も見えました。

 第2会場となっている近くの伊太祁曽神社を覗いた後、貴志駅に移動してみましたが、こちらもものすごい人出です。スーパー駅長たまの人気は相変わらずで、タイミングよく新たな手を打ち出してくる和歌山電鐵は、ホントに商売上手だなあと感心すること頻りでした。

 夕方から「たま電車」の営業運転が始まるのですが、当日中に帰宅するため少々早く和歌山電鐵を後にしました。

               ゆきむら@HACHIOJI City
デビュー直前の「たま電車」 撮影日: 2009年03月21日
撮影場所: 和歌山電鐵伊太祈曽駅構内
キャプション: デビュー直前の「たま電車」
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