出雲市からはバスの旅は最前席。二日酔い気味ですが、居眠りしている場合ではありません。天気も良し、いざ!。出雲市街地を出て、斐伊川に沿って中国山地に入っていきます。枝分かれする三刀屋川との合流点に三刀屋という規模ある町が有りますが、時刻表の鉄道地図には掲載されていないので、今まで馴染みはありませんでした。改めて地図をみますと、木次線の木次町と隣接していて、今では雲南市と一体になっているようです。鉄道ばかり利用していると、このあたりの位置的感覚は解らないのです。新たな発見があるのは、今の私にはバス旅の魅力になっています。
三刀屋から国道54号線を走ります。Wikipediaによりますと、「広島県広島市から島根県松江市へ至る一般国道」と記されています。国道番号からみても想像出来るように、地域の要の道になっています。途中には国鉄バス時代の名残のように、バスの駅が残っていました。私が乗った便は広島直行の速達タイプでななくて、途中の町も停車するいわば快速列車。買物をしたおばちゃんの短距離の利用も多いようです。
途中の道の駅で休憩を取ります。そのような時間帯だったのでしょう、この国道54号線を走るバスが並んでいました。私が乗ったJRバスと、松江〜広島路線の一畑バスと広電バス。鉄道旅行でしたら単線区間の交換待ちでしょうね。
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