【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.614 (Re:465)【北陸鉄道石川線】廃止予定区間を含めて乗りました
佐藤 邦昭(pndu3792) 2009-05-06 00:32:51
 野沢温泉からの帰り、北陸鉄道石川線に乗りました。

 金沢駅で途中下車して、西金沢駅まで切符を買いましたら、裏が白い切符でした。
 ホームに戻ると14:31発の大聖寺行が来ました。この列車は419系電車で、この電車に乗るのは平成になってから初めてになります。こんなに長く活躍するとは思っていませんでしたから、もう乗る事はないと思っていた車両です。
 西金沢駅で下車して駅舎を出ると、北陸鉄道の新西金沢駅が見えました。
 昼間は駅員がいませんので、切符が買えません。
 ホームで待っているとやって来た加賀一の宮行きは、見覚えある電車でした。北陸鉄道の7700系は元京王井の頭線の車両で、京王で走っていた頃にもよく乗った車両です。これから後に行き違うのは元東急の7000系で、これも懐かしかったです。
 石川線はワンマン運転でしたから、無人駅では1両目後ろの扉から乗車して前の扉から下車します。2両目の扉は開きません。私は終着まで乗りますので、2両目に行きます。学生の利用がありますが、1両でも運べるくらいでした。
 7700系は車両が長いのか、ホームから少しはみ出して踏切にかかったままの状態で停車する事がありました。ワンマン運転ではホームが1両分あれば十分ですから、乗降に支障はありません。
 鶴来駅は石川線の車両基地があり、多くの車両が休んでいました。ここは有人駅ですので全ての扉が開きます。
 ここから先は廃止予定区間ですが、閑散として終着の加賀一の宮駅で下車したのは2人のみでした。もう1人の人も乗りつぶし目的と思われますので、残念ながら一般の利用者はいない事になります。
 駅舎を撮影していたら、もう1人の人は鶴来駅行きのバスに乗って行きました。事前に調べていたようです。
 電車は保温の為に扉が閉まっていましたが、乗客がやって来るたびに運転士さんが扉を開閉していました。帰りの乗車は私を含めて2人で、もう1人は一般の人です。
 鶴来駅ではまとまって乗車がありました。鶴来駅−加賀一の宮駅間は廃止予定になっていますが、路線の状況や利用者を見ますと存続は難しいのではないかと思います。
 帰りは新西金沢駅を過ぎて野町駅まで行きます。金沢側の起点が野町駅と不自然とは思っていたのですが、以前は市内線と接続されていた事を後で知りました。北陸鉄道には他にも廃止路線があってそうで、それらがあった頃に乗っておきたかったです。
 野町駅から新西金沢駅に戻り、北陸鉄道の乗りつぶしの今回分は石川線で終わりです。もう一つの浅野川線は時間的に無理でしたので次回にしました。

 西金沢駅から金沢駅へ戻りますが、ここの切符は裏が黒でした。
 ここから乗る金沢行きは419系で大聖寺始発ですから、さっき西金沢まで乗って来た編成が折り返してきたと思います。番号を控えておけば間違いなかったのですが。

 福山市 佐藤邦昭

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無人駅ですが、堂々とした駅舎です。 撮影日: 2009年02月16日
撮影場所: 北陸鉄道石川線 加賀一の宮駅
キャプション: 無人駅ですが、堂々とした駅舎です。
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