パシフィック(xndp5699) 2009-05-02 16:58:26 |
連休とはいえ、週の半ばの休日29日は、やはりさほど混まない。9:30にホームに上がったら、まだ自由席の乗り口には2、3人が居ただけだった。9:45頃に入線。大窓後ろの右窓側に座る。日は当たるが、ちょっと肌寒い日なのでちょうどいい。出発前に新幹線からの乗り継ぎ客と思われる人たちがやってきて、2号車はおよそ2/3ぐらいが埋まった。 高架化工事が進む春日井をかすめ、土岐川の流れから木曽川の流域へ。中津川を出るといよいよ木曽路の区間。名古屋に居た頃は登山やスキーなどで何度も乗った区間だが、乗りつぶしのために長野電鉄、上田交通を乗るべく名古屋からたどった2000年以来のことだ。 中央西線は地形図も全部そろえていたし、トンネル番号チェックもやったので、ほとんど頭の中に入っている。南木曽の先は上下線が分かれ、旧線側となる下り線を小気味よく振り子を効かせて走りこんでいく。 座席ポケットには「中央線沿線マップ」が入っている。A4サイズで14ページのカラーのパンフ。沿線の社員の写真と紹介によるものとのことで、観光スポットやお勧めの味が載っている。車窓は有名な山だけで、ちらっと右手が開けた時に見える雪山までは紹介されていない。大桑あたりで見えているのは空木岳だろうか。原野辺りでは木曽駒ヶ岳の北側の稜線がしばらく眺められるところだ。鳥居トンネルを抜けて下りにかかり、塩尻着。今度はあずさに乗る。これも昼に松本発の列車なので、自由席はほとんど乗っていない。やはり右側大窓後ろに座って今度は甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山の雄姿を眺めながら行く。少し雲がかかるが申し分なし。 甲府で降りて、立ち食い蕎麦で昼食を済ませ、大月までセミクロスの115系に乗る。やはりこの窓が開く車両でたどる中央本線が一番いい。ホリデー快速河口湖4号を出迎えに、都留市まで行く。ホームに待っていたのは、2月の出張の帰りに久しぶりに富士急に乗ったときと同じ、トーマスランド号だ。ドア上にLCDが付いているのはこの間は気が付かなかったが最近の仕様らしい。 |