【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.633 (Re:632)【皿倉山】雨上がりの..(1)
パシフィック(xndp5699) 2009-05-09 23:30:32
皿倉山へは、小倉から高速バスで向かうと乗り場のすぐ下にバス停がある。完乗のための乗りつぶしでは、その方法で向かった。今回はシャトルバスで行ってみることにして、そのシャトルバスを使った乗り継ぎをいくつか押さえてあった。
だがこの天候では夜の展望も無理そうで、焼きカレーを食べたら帰ろうかと思っていたし、食事を終える頃には、調べておいた時刻も過ぎてしまっていた。ところが天気は回復に向かっているのか、西の方、雲の下がきれいな夕焼け空になっている。
調べておいたのは八幡からのシャトルバスまで28分もあり、今から出発しても間に合うかもしれないと、焼きカレーの店でコーヒーを飲み終わったら即座に席を立ち、駅に向かった。案の定、快速がある。これだとシャトルバスまで12分ぐらいの待ち合わせになる。
転換クロスシートの811系で八幡へ。1つ手前のスペースワールドで左に入るので、?と思っているとここで今日は特急の待避という。

八幡駅に降り立つ。ケーブルカーへのシャトルバスは、ロータリーの左手から。行ってみると端に案内板があった。が、そこにも雨天の場合は運休しますと但し書きがある。この天気、朝から展望はないようで、走っていないかも..と、とりあえず時間まで待っていると向こう側にやってきた。客は私1人かと思ったら、出発直前にカップルが。
バスは、駅前の広い道をたどり、突き当りのロータリーを抜けて坂道に入る。八栗ケーブルや、御岳ケーブルなどもケーブルカーの山麓駅への坂道はあったが、この先は歩きたくないぐらいの坂道だ(笑)。バスはT字路で左に折れて、また坂道を上がるが、歩道はそのまま上に続いていた。山麓駅に到着。天気はいまいちだったはずなのに、駐車場は満杯である。

スロープカーがゴールデンウィーク中は片道半額の100円で、ケーブルカーの往復と合わせたセット券が1000円。これを買って「はるか」号へ。出発すると、なんと車内の照明が消された。夜景を見やすくするためだが、面白い趣向である。夜の森はこんな感じなのだが、そんな暗い中をぐいぐい移動する感覚は他では味わえないものだろう。両側が堀割のようになっている区間があり、このあたりが約28度という。眼下は暗い闇に吸い込まれているので、かなりの高度感があり、少々恐怖感すら感じた。