【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.632 (Re:627)【やまぎんレトロライン】乗ってきました(4)
パシフィック(xndp5699) 2009-05-09 21:11:54
帰りは、15分前にテントの中に、1〜20、21〜40、と3区分に並ぶ。1〜20の中からは、1、2、3、の、整理番号順ではなく、並んだ順でホームへ。そのあとに指定券の人たちがまた前に行くのは、九州鉄道記念館駅での乗車と同じである。
記念館駅方の自由席車はトラ702。こちらのほうが座席数は少ないようだ。帰りの列車では、出光美術館駅で降りる人が多い。美術館に近いのはもちろんだが、門司港レトロ地区を歩くなら、ここからぶらりという人が多いようだ。

夜、福岡のホテルにチェックインすればよいので、まだ時間がある。天気がよければ、スロープカーに置き換わったという皿倉山から、夜景を見ようと思っていたのだが、ちょっとどうだろう? 

ともかく夕食にする。ここで気になっていたのは焼きカレーで、実は門司港の名物がこれだとはまったく知らなかった。前回来た時ももちろん出す店はあったはずだが、それらが結束して門司港焼きカレー倶楽部が出来たのは2007年のことで、この倶楽部が加盟店の紹介マップを作っている。それをもらってきて、どこに行こうかと見ていたら、”第1回焼カレー倶楽部のコンテストで第1位を獲得”という案内文に惹かれたので、駅のすぐ北にある「BEAR FRUITS」に行く。
外に数組。待ち客は名前となぜか電話番号を書かされる。外のボードには、”上戸彩が地球最後の日に食べたいものに挙げたスーパー焼きカレー”と書かれている。順番に客を呼んでいるようだが、周りにはそんなに待ち客がいないので、飛ばしてどんどん回ってくるのかと思ったら、なんと店の中から電話。そう、携帯電話の番号を書かされたのはそういうわけだったのだ。なので、店の前に居なくてもいいわけだ。
30分近く待ってようやく店に。そのスーパー焼きカレーにサラダ、スープがついたセットと、コーヒーを頼む。焼きカレーは、ドリアのようにご飯の上にカレーを掛けてオーブンで焼いたもの。今は卵やチーズを載せた上にカレーが掛けてあるなど、各店趣向を凝らしている。焼きカレーはもちろんだが、食べる人のことを考えた大きさに刻まれたサラダ、仕事のしてあるスープもなかなかのものだった。