みなさん、こんばんは。

掲示板に上がっていた情報に、興味深いものが（笑）。
少し前に、田園都市線渋谷駅の西側に、永田町、押上方面行きの２番ホームから長津田、中央林間方面に逆走できる渡り線が出来、昨年末の週末には臨時列車も設定されていました。しかし、その臨時は夜の０時を過ぎてから発車なので、さすがにあきらめてました。（自転車で行く案は無しということで）

それが、この6月6日のダイヤ改正でなんと渋谷始発長津田行きがこの２番線から定期列車として発車になるという。しかも時刻は23:35。これなら、最終の東武線直通列車に間に合う、ということで、乗ってきました。

渋谷駅に23:20頃に着いてホームで待っていますと、肉声の案内でも”23:35発は２番線から”と。さらに１番線側のＬＥＤ案内の最下段にも、２番線からと流れています。
「押上」行きの列車の表示の下に、「長津田」と出ているのが、これまでにないケースです。
押上行きの23:29発が出発した後、どこからこの長津田行き列車が入ってくるのだろうと見ていますと、出発後すぐに列車が入るとの案内があり、長津田方から回送列車で入線してきました。
ホームの肉声案内は引き続き、さらに車掌も２番線の列車は長津田行きで、表参道、大手町方面には行かないことを何度も繰り返していました。

定刻になり発車。車内信号なので、反位の方に信号が点いているわけでもなく、カーブ上の振り分け分岐器が切り替わっているのが見えているだけ。それを渡って、1分もたたないうちに渡り線乗車は終了です。ポイントを列車が通過したことを示す10（両）の表示を過ぎて列車は少しスピードを上げて、池尻大橋着。

ここでいったん下車して、帰りの切符を購入したのですが、一緒に階段を上がっていた人の多くはそのまま反対側の渋谷方面行きホームへ（笑）。
渋谷駅では、やはり２番線ということで、いつものことで乗ってしまっていたり、ホームに停まっている列車にギリギリセーフ！と乗り込んだ人も多いのでしょう。今までにないケースなのですから、しばらくは混乱が続きそうです。反対側ホームに降りても、”２番線の列車だったじゃん”とか、”表参道方面じゃなかった？？”とか若い女の子たちのグループも間違えたようで．．(^^;;

池尻大橋で折り返せば、23:45の北越谷行きに間に合い、これが押上までの最終となるので、とりあえず半蔵門線内はどの駅もたどり着けそうですが、渋谷発は23:50。長津田行きを見送っていれば、渋谷23:40発の押上行き列車に乗れているわけですから、この10分で帰宅できないケースもありそうですね。

撮影日: 2009年06月15日 撮影場所: 東急田園都市線渋谷駅 キャプション: ２番線から逆行発車する始発長津田行きの案内表示 画像サイズ: 176×268(原寸表示)