【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.698【関西方面】渡り線など乗りつぶし
パシフィック(xndp5699) 2009-07-20 22:40:17
みなさん、こんばんは。

前日入りの出張が入り、関西方面で懸案になっていた乗りつぶしに行ってきました。

まずは、仕事の前の朝に片付けるもので、宿は天王寺。となれば察しがつくでしょうか(笑)。
朝7:19天王寺発の「はるか2号」京都行き。狙いは、西九条の非接岸線通過です。5号車の位置に並んでいたのですが、右窓の空きが無くちょっとあせりました。6号車側で無事右窓席に着席。意外と乗客がいます。
弁天町を出て、安治川を渡りいよいよ桜島線を乗り越して左へ。貨物線側に入り、直進して梅田貨物駅脇へ降りて行き、これでようやく「はるか」が走る線路は全部乗ったことになりました。

次は、出張の後の日曜日。名古屋から新大阪まで新幹線。ここから大阪に出てはまかぜ3号に乗り継ぎます。狙いは新たに高架化が完成した姫路駅。まずは特急はまかぜ3号の姫路停車ですが、山陽下り線から8、7、6番線までは、いずれも右、左の2度の分岐で入っていけるような配線で、これで7番線着。ここで折り返し播但線に入るには、6、7番から1度の左分岐で入っていけるようになっていて、渡り線を渡って何度も右、左を繰り返すという形になっていない、非常にすっきりした配線です。実際は引き上げ線が絡んでいるので、見ているともう少し複雑なのですが、旅客列車の通過には配慮した配線ということでしょうか。

この先、播但線方面との「はまかぜ」に乗るのは次の宿題として、今日は播但線と姫新線の高架部分の乗りつぶしです。両線のホームは、互いに切り欠きホームを背中合わせにした配線になっています。

時刻を調べておいたのですが、播但線の列車が少なく、姫新線を先に折り返すことになり、3番ホームへ。停まっているのは223系顔の単行キハ122。これにははじめて乗ります。出発すると、播但線1番ホームから続く非接岸線、4番ホームからの線に合流し、山陽本線と並んで新幹線をくぐり、右へ分かれて地上に降りていきます。

次の播磨高岡で下車。折り返しは10分後で、反対側ホームへは跨線橋で。こちら側には自動券売機があり、それで京口までの切符を購入。帰りもキハ122に乗り、3番線着。
次いで播但線。ホームを東へ移動すれば播但線の切り欠き2番線。やってきたのは銀の馬車道ラッピングの103系3500番台。2番線はかなり長く、ラッシュ時は6両編成ぐらいまで対応でしょうか。
出発すると1番線ホームからの線に合流し、播但線へ。京口の手前はすでに高架化がなされていた部分で、その古い高架橋に接続してあり、高架の京口駅着。
京口駅は西、東にそれぞれロータリーがある立派な駅ですが無人。東口のロータリーにある記念碑は「空爆の碑」。かつてここに川西航空機の姫路製作所があり、終戦末期に爆撃を受けたことを記憶し戦争がなくなることを祈念して平成9年に立てられたもの。
播但線を乗ったのは、1991年(平成3年)なので、高架化と同時に駅前広場、そしてこの碑が? となると高架化部分を乗っていないことになるが、調べたら高架化は1984年のことでここはクリアしている。ま、クリアしてなかったとしてもいずれ「はまかぜ」で往復するときに乗車することになったのだが。

暑いが風が通る高架のホームで折り返しの列車を待つ。この先の乗り継ぎは姫路から新快速、大阪で関空快速だが、それだと姫路駅での時間がわずかしかない。姫路に来たなら駅そばをかきこんでおきたい、と新幹線経由を検索してみる。15:14まで30分以上持ち時間が延びる。その先はふたたびはるか号だ。
違う色の銀の馬車道ラッピングの103系で姫路2番線着。これで両線の新設部分はクリアだが、はたして、播但線の1番発、姫新線の4番発はあるのか?と時刻表を見ておく。
播但線1番発は土休日も朝、午後3時以降も比較的本数があり、クリアは可能。姫新線は平日、土休日とも午前中4本、午後3時台に1本、19時台に1本(土休日は2本)と少ないが、乗れない時間帯ではない。いずれまたくることにしよう。

山陽上りホームの立ち食いで駅そばを食べる。地平時代と同じく、午後のタイムサービスで50円引き。
新幹線乗り換え改札前で、はるか乗り継ぎ込みの特急券を購入。1本早い列車に間に合ったが、15:14は8両!そう、500系こだまだ。これは待つしかない。姫路駅新幹線ホーム下の、クーラーが当たるソファで到着を待ち、500系こだまに乗車。関空経由で帰京した。