春季用「青春18きっぷ」の有効期間が始まりましたが、近年では春期用発売のリリースで、夏季用と冬季用の発売期間と通用期間も合わせて発表されることが通例でした。しかし、今年のニュースリリースでは、春季用・夏季用は恒例の日程が発表されましたが、冬季用は

>冬季用の発売及び利用期間等については、詳細が決定次第、別途お知らせいたします。

となっています。少なくとも恒例の内容からの変更が検討されているのは確実ですね。

まず、冬季用の通用期間内に東北新幹線新青森開業がこのなわれう可能性が高いですから、八戸〜青森の経営分離が行われる可能性が高く、これの扱いが論議の対象になっている可能性があります。

しかし、通用期間内の廃止や経営分離はこれまでもあり、特に問題になる事はありませんでした。そうなると、もっと根本的な改革が行われうのかもしれません。

正直言って、「青春18のびのびきっぷ」として登場した時代とは、路線網もダイヤもまったく異なり、ガラガラの長大編成の普通列車を有効活用という事は不可能になっています。むしろ、一部の区間では「18きっぷ地獄」というような現象が起きており、日常的な鉄道利用者の鉄道離れを引き起こしかねない状況も見られます。ましてや18きっぷ利用者向けの臨時列車など言語道断だと思います。

鉄道旅行の計画に得になるようなら、今回も使う予定ではいますが、そろそろ発売を止めて、増益を目指したきっぷにした方がよいのではないでしょうか？

すでに話題になっているかなとも思いましたが、読み落としていたのか倶楽部鉄道フォーラムも含めて話題とはなっていなかったようなので、書いて見ました。


こぶこぶ／来住