【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.898 (Re:711)【夏の18きっぷ】若桜鉄道へ行きました(上)
佐藤 邦昭(pndu3792) 2009-10-14 23:15:10
 「青春18きっぷ」夏の3回目は8月30日に鳥取県の若桜鉄道を完乗する為に使いました。
 今回の経路は福山−岡山−津山−(東津山)−智頭−鳥取−(郡家)−若桜−郡家−智頭−上郡−岡山−福山です。
 若桜鉄道は未乗でしたので、乗りつぶして完乗する事にしました。また、津山線(法界院−津山)、因美線(東津山−智頭)は昭和40年台に乗ってから長い間乗っていませんので、久々に乗ってみる事にしました。当初の予定では8月のもう少し早い時期に実施する予定でしたが、智頭急行が不通になりましたので延期していました。前日に復旧した為に実行可能になりました。
 この日は衆議院総選挙の投票日でしたからまずは投票へ行きました。その為に福山駅からの乗車は8:17発の相生行と遅くなりました。もっともこれより早いのに乗っても、因美線の接続が無く、津山駅での待ち時間が長くなります。
 岡山駅では、途中下車して駅前の路面電車を見ていました。
 津山線は快速「ことぶき」に乗ります。この列車はキハ47の2両編成です。かつては急行「砂丘」が走る陰陽連絡線でしたが、その地位は智頭急行へ移っています。法界院駅は岡山大学の最寄り駅でここまでイコカが使えます。
 津山駅までに楽しみだったのは亀甲駅の駅舎です。屋根が亀の甲羅になっていて、頭も付いていて目が時計になっています。駅舎の前では記念撮影をする姿もありました。
 津山駅には扇形機関庫や転車台が残り、主要駅の面影があります。最初に来た時は大阪方面から長い編成の急行がやって来たり、賑やかでした。これまで途中下車した事がありませんでしたが、今回は少し時間がありましたので途中下車しました。
 次に乗る因美線はキハ120の単行でした。智頭までの区間は完全にローカル線になっています。所々に速度制限がありますが、「雨15」の表示には驚きました。
 因美線で楽しみだったのは美作河井駅に残る短い転車台を見る事。ロープで入れなくなっていましたが、横に案内の看板はありました。車内からは一瞬ですので、文面は見る事ができませんでした。また、この駅の駅舎は昔のままで人気があります。意外と多くの人が降りていきました。この列車が智頭駅に着きますとすぐに折り返しますので、美作河井駅で降りて見学して津山駅へ戻る事も可能ですが、少し時間が余りそうです。
 智頭駅から乗る鳥取行は、智頭急行の車両でした。ここからは特急も走る区間ですから、今までの厳しい速度制限が無くなりました。
 智頭−鳥取間は2007年の正月に特急「スーパーはくと」で通りました。その時とは時期が違い、田んぼの緑がきれいです。
 郡家駅で若桜鉄道へ乗り換えますが、待ち時間がかなりありますので鳥取駅まで行く事にします。青春18きっぷですからこのような事が可能です。
 鳥取駅では時間がありますので、途中下車して遅い昼食にする事にしました。改札口横にも店がありましたが、離れている「砂丘そば」へ行きました。あとで調べますとホームにもあったそうですが、全く気付きませんでした。

 つづく

 福山市 佐藤邦昭
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