【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.947 (Re:946)【京都】気になる鉄路
パシフィック(xndp5699) 2009-11-19 18:39:17
みなさん、こんばんは。

嵐山では昨年入ったのと同じお店で、薄くそれゆえ安いカツ定食で食事を済ませ、JR嵯峨嵐山駅へ。この駅を利用するのはいつ以来だろう?たぶんトロッコに乗りに行って以来のこと。駅前はすっかりきれいになり、階上に改札がある。左手は、SLの広場。奥には屋内展示のSLもあり、当時話題になっていた若鷹号をはじめ、吹きさらしだったと思ったが、この屋内に入っていた。

JR嵯峨嵐山駅から快速に乗って京都へ。ここは近々複線化される工事が続いているので、その状況を見るため、かぶりつきで。二条駅の手前でATSのチャイムが聞こえてくる。この先は単線の高架だったはずだが、腹付でうまく高架を拡幅したようだ。
京都駅からは、東西線太秦天神川まで移動。ここに来るのも開業直後以来2度目。あの時は雨で、地上をちょっと歩いただけだったし、南側のバスターミナルはまだ工事中だった。もちろん地下鉄が前倒し開業したためで、今や立派に出来上がっている。その右手に、やはり線路を少し動かして、嵐電の嵐電天神川駅ができている。この移設区間は見場なので、それを乗るためにやってきた。嵐電天神川駅からひとつ西方の蚕ノ社まで乗り、蚕ノ社から嵐電天神川を通り越して山内で下車。これが化け電だった。

山内ですぐに乗り換えて、嵐山まで行っても時間がある。どこかで降りようと目についたのが車折神社。電停のすぐ前が裏の参道。入っていくと、左側に社殿があり参拝。そのまま南の参道入り口まで行く途中、若いギャル(死語)が神社の写真を撮っている。よく見ると神社の写真ではなくおびただしく貼られた千社札やシールだ。ここは芸能神社。そういえば京都を紹介するTV番組で見たことがある。見ると垣に立ててある木札には、芸能人の名前がずらりと並んでいる。お目当てのスターの千社札や写真シールと一緒にギャルは写真を撮っていたのだ。いったいどのくらい木札があるか知らないが、ひょっとして最近判決を受けた某有名人のもあったのかもしれない。目についたのは平山あや(笑)だったが。

まだ時間があるのでそのままぷらぷらと鹿王院へ歩く。ここは京都詣でをし始めた最初のころに、昔の彼女と訪れている。秋の今頃、嵯峨菊と庭が印象に残っているが、舎利殿や本堂は今回初めて見たように思う。紅葉には、もう少し、といったところもあるが、朝からの雲もどんどん取れて行き、青空をバックにした庭園をしばし眺めた。嵐電の鹿王院駅から、嵐山へ戻った。