【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.933 (Re:927)【夏の18きっぷ】越美北線へ(上)
佐藤 邦昭(pndu3792) 2009-11-09 00:37:42
 9月5日より1泊2日で「青春18きっぷ」を使って乗りつぶしに行きました。
 1日目の経路は福山−姫路−(京都)−敦賀−福井−九頭竜湖−福井−敦賀−米原−尾張一宮となります。目的は未乗の越美北線に乗る事です。
 福山駅5:16発の姫路行を待っていたのですが、なかなか来ません。駅の表示は次の列車になっていましたが、4分遅れてやって来ました。遅れた原因を車内放送で言っていましたが、良く聞き取れず不明です。
 まだ夜明け前ですが、徐々に明るくなっていく中を走って行くのは良いものです。早朝の夜明け前ですから、徐々に回復し、岡山駅到着時点では定時になっていました。
 相生駅では赤穂線から来る「新快速」に乗り換える人もあり、まとまって下車しました。私は姫路発の敦賀行に乗りますから、終点まで乗ります。
 相生からは車窓を注意して見ていました。特急「富士」で通過した時(#435を参照して下さい)にどこかわからなかった区間です。あの時の事を思い出しながら外を見ました。あれからもう半年が経過しています。
 高架になった姫路駅に到着し、ここからは「新快速」に乗り換えますが、次発になりますので時間があります。朝食は用意していたのですが、「えきそば」の看板につられて店内へ。ここのそばは黄色で、珍しいです。
 姫路駅8:10発の「新快速」敦賀行へ乗りますが、必ず切り離しがあって4両になると聞いていましたので前の方で待つ事にしました。予想通り12両編成ですが、後ろの8両は京都で切り離しになり敦賀まで行くのは前の4両のみというアナウンスがありました。
 天気が良くて、明石海峡大橋も須磨付近の海もきれいでした。大阪駅ではスロープが取り付けられて車いすの人がたくさん乗って来ました。車内に車いすスペースは有りますが、多いと入り口を塞ぐかたちになります。
 京都駅では後ろの8両が切り離されますから、ここから乗車する人に加えて、切り離される車両から移ってきて大混雑です。山科から湖西線へ入りますが、明るい時間は上りしか乗ってなくて下りに乗るのは初めてです。
 途中の堅田駅では近江舞子行の各停が停まっていましたが、117系の新快速色でしかもトップナンバ−の編成でした。湖西線から見える琵琶湖はきれいでした。近江塩津駅を過ぎると北陸本線に入ります。沿線にカメラが多かったので、特別な列車が来るのかと思っていたのですが、どうも本数の減った特急「雷鳥」を撮影していたようでした。新疋田駅−敦賀駅間のループ線を通らないのも明るい時間は初めてで新鮮な感じがしました。
 敦賀駅は今年の正月に来たのですが、その時は時間の都合で途中下車しませんでしたので、今回は下車してみます。ここで弁当を買うか早い昼食にしようかと思ったのですが、朝食が残っていますから、パスしました。ホームで後から来る「雷鳥13号」を撮影しようと待っていたのですが、なかなか来ませんでした。大きく遅れましたので、福井行には接続しない事になり、定刻通り発車する事になりました。福井行は521系電車で今回初めて乗ります。敦賀駅を発車しますとすぐに電化方式が直流から交流に変わりますが、このタイプの車両は車内灯が消えないのでデッドセクションを通過する実感がありません。北陸トンネルを抜け南今庄駅でもカメラを持った人が待っていました。遅れて来た「雷鳥13号」を今庄で待避し、その為に4分遅れましたが、回復運転の結果すぐ定時に戻りました。
 越美北線に乗るには普通の切符では越前花堂駅で乗り換えないといけませんが、私は青春18きっぷで、時間があるので福井駅まで乗りました。
 計画している段階では、バスに乗って長良川鉄道へ向かう事を考えていました。残念ながら、バス路線が廃止されてしまいましたので、折り返すしか無くなりました。また、帰りは越前大野駅からえちぜん鉄道の勝山駅へ行きたかったのですが、バスがよくわかりませんでしたので今回は断念し、単純に往復する事にしました。
 次はいよいよ越美北線です。

 つづく

 福山市 佐藤邦昭

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