佐藤 邦昭(pndu3792) 2009-12-23 23:18:17 |
その日の乗りつぶし3線区目は名松線です。松阪駅13:18発の伊勢奥津行はキハ11気動車の単行でした。名松線を乗りつぶす場合、松阪駅から伊勢奥津駅に行って折り返すとかなり時間がかかり、福山から日帰りする事は大変です。ところがなぜかこの列車だけは終点の伊勢奥津駅から名張駅行のバスが接続します。これで名張へ抜ければ大幅な時間短縮になります。 地元の利用者と思える人もいましたが、目立つのは名松線へ乗りに来たと思われる人達でした。単行でしたが空席が残り、座席には余裕がありました。乗りに来たと思われる人のほとんどは終着の伊勢奥津駅まで乗りました。 松阪駅からしばらくは紀勢本線を走り、分岐していきます。この付近は田園風景が広がり、その中を走って行きます。沿線には畑が多かったのですが、茶畑が目立ちました。 家城駅は交換可能で、伊勢奥津から来た松阪行と交換します。ここから先は交換可能駅がありません。スタフ閉塞となっていて駅員さんがキャリアを持ってきます。 しばらくすると山の中へ入っていきましたが、予想していた以上に険しい渓谷でした。川を渡ったり、トンネルを通ったりしますが、山が迫っていました。 踏切で待っている車からカメラを向ける人もいました。本数が少ないので珍しかったのでしょう。 伊勢奥津駅に到着し、青春18きっぷを運転士さんに見せて下車しました。車止めの先には、使われなくなった給水塔が緑に覆われて残っていました。 名松線を乗りつぶしましたのでJR東海完乗まで残すところ2線区(高山本線・太多線)になりました。その中に飯田線が入っていないのは救いです。旧型国電の時代に乗っておいて良かったと今になって思います。 つづく 福山市 佐藤邦昭 |
||||
|