横手では、駅からほど近い「ホテルプラザアネックス横手」に宿泊しました。建物内に天然温泉が引かれており、下層階の大浴場は日帰り入浴客にも開放しています。そんなわけで入り口は混雑していましたが、支配人らしき男性の丁寧な接客は、宿泊客が混乱することはありません。

　旅装を解いて夕食を済ませた後、上層階にある宿泊客専用の展望温泉へ入りました。ちょっと熱めのお湯が心地よかったですね。

　二日目は、横手から新庄、山形、仙台と電車を乗り継ぎます。仙台駅ホームの立ち食い店で、昼食タイム。槻木まで進み、ここからは「東北ローカル線パス」の特権を活かして阿武隈急行に乗ります。初乗り以来のご無沙汰でした。

　阿武隈川沿いを走って、途中の主要駅である梁川に下車。駅前には、旧町役場である伊達市役所梁川分庁舎があるものの、思っていたよりは静かな感じ。後続の電車で、福島へと向かいます。矢野目信号場で東北本線に合流した後が、一番速いスピードを出していました。

　福島からは、向かい側ホームの福島交通飯坂線へ。きっぷを買い直す必要がないのは便利ですね。短い駅間隔で止まっては走りの繰り返し。運転士がドア扱いし、車掌は集改札におおわらわ。飯坂温泉に来るのも、初乗り以来となります。駅周辺を散歩しましたが、すぐに辺りが暗くなってきました。

　福島に戻り、モバイルSuica特急券で「やまびこ」に乗って帰宅の途に着いたのでありました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜おわり〜

　　　　　　　　　　　　　　ゆきむら＠HACHIOJI City