【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.68【水陸両用バス】大阪ダックツアーに乗ってみました
わらしべ長者町(hpph9287) 2008-09-21 16:06:34
みなさん、こんにちは。わらしべ長者町です。

 先日、スルッとkansaiバスまつりに行くため、前日は大阪泊まりにしました。そこで、前から一度乗ってみたかった水陸両用バスによる観光ツアーに参加してみました。

 水陸両用車による定期的な観光ツアーは、2007年10月から神戸のダックツアー・タイコーが始めたのが最初じゃないかと思います。大阪は日本水陸観光という会社が2007年12月から始めました。
 神戸はアメリカ製の軍用車の改造車を使っているのですが、こちらはいすゞのダンプカーのボディを改造したものをアメリカに送って動力を装備して、日本に送り返したものだそうです。窓ガラスや空調はなく、座席は客席39席とゆったりしていました。
 おもしろいのは、船としての構造。スクリューはあるのですが、舵がありません。乗車してからのガイドさんの話では、船としてはジョイスティックみたいな装置でスクリューを操作して、スクリューそのものの角度を変えて方向転換しているらしいです。
 高さは2階建てバスとほぼ同じ。そんな高さを列車にたとえたら、トロッコ列車みたいな感じで走るわけで、なかなか楽しいです。大阪のガイドさんは、ノリノリなんですね。地元の人が多いと、話しても知ってるからって聞いてくれないけど、今日は地元以外の人がたくさんいるから、張り切ってしまうと言って、ものすごいパワーあるのりで話してくれました。

 ドライバーさんがバスの運転士さんから船長さんに交代して、いよいよスプラッシュイン。その前に、船モードになるので、子どもはライフジャケット装着で大人はシートベルト外してよいとのこと。大人の方は、船長が飛び込めといったら、救命具のざぶとんを抱えて川に飛び込むようにとの注意がありました。
 車高(船高)が高いため、水面から橋までの高さがあるところしか通れないのが難点。それでも、大川から京阪電車が地下にはいる天満橋の様子が眺められて、鉄的にも普段見られない視点から電車が見られてたのしかったです。

 日本水陸観光という会社、栃木県の湯西川でも水陸両用ツアーをやっているのだけれども、こちらは11月3日までの試験運行のもよう。ガイドさんによると、湯西川は季節によっては薄氷が張っているところにバリバリとスプラッシュインすることがあるとか。
 こちらも乗ってみたいと思うものの、10月はすでにほぼ満席。11月も残席わずか。もともと1台40人弱しか乗れない車両なので、大人数で乗りに行くのは厳しい乗り物。だけれども、だれか11月2日か3日に行く人いませんか。2人いればオフということで、希望者がいればオフ立ち上げますけど。
大川から陸上に上がり10分間の休憩をする大阪ダックツアーの水陸両用バス 撮影日: 2008年09月13日
撮影場所: 桜之宮公園
キャプション: 大川から陸上に上がり10分間の休憩をする大阪ダックツアーの水陸両用バス
画像サイズ: 480×360(67%表示)
大阪ダックツアーに使用される水陸両用バスのスクリュー 撮影日: 2008年09月13日
撮影場所: シティプラザ大阪
キャプション: 大阪ダックツアーに使用される水陸両用バスのスクリュー
画像サイズ: 480×360(67%表示)