ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-02-29 23:38:20 |
長崎線の鉄道事業再構築実施計画の概要 1.対象路線 九州旅客鉄道 長崎線(江北〜諫早間:60.8q) 第三種鉄道事業許可申請における開業時( R4年度)の輸送密度予測: 1,314人/日 2.事業構造の変更の内容 (変更前)第一種鉄道事業者:九州旅客鉄道(株) (変更後)第二種鉄道事業者:九州旅客鉄道(株) 第三種鉄道事業者:(一社)佐賀・長崎鉄道管理センター ※ (鉄道施設はJR九州から管理センターへ譲渡) (鉄道用地はJR九州から佐賀・長崎両県へ譲渡し、管理センターへ貸与) ※(一社)佐賀・長崎鉄道管理センター:佐賀県、長崎県が設立した一般社団法人 3.計画期間 令和6年3月10日〜令和14年3月31日(8年間) 4.地方公共団体その他の者による支援の主な内容 (1)佐賀・長崎両県は管理センターに鉄道用地を無償貸与 (2)佐賀・長崎両県は設備投資費及び保守管理費等を管理センターへ負担金として拠出 (3)管理センターは譲渡を受けた鉄道施設の保守管理を行い、JR九州が無償使用 5.利用者の利便の確保に関する主な事項 (1)利便性向上の取組 ・駅ホームを集約し、駅利用者の移動経路の効率化 ・駅周辺整備や駅へのアクセス向上のための新改札口整備 ・グリーンスローモビリティの実証運行等による二次交通の充実 ・快適性・安全性の向上に繋がる線路設備・電路設備等の整備・改修等 (事業費 23億円) (2)利用促進の取組 ・駅や駅前広場等を活用した沿線イベントの開催や企画列車の運行 ・地域団体等が行う鉄道の利用促進や地域活性化等の取組支援 ・特急利用促進キャンペーンやフォトコンテストの実施 (3)安定的な運行への取組 ・JR九州(第二種鉄道事業者)による車両の保守管理等と列車の運行 ・管理センターによる鉄道施設の保守管理(JR九州へ委託)等(事業費 65億円) 合計 88億円 ※(1)(2)の一部について、社会資本整備総合交付金を活用予定 6.鉄道事業再構築事業の効果 ○上下分離方式の導入により長崎線沿線の地域住民の日常生活及び社会生活の持続的な確保並びに地域資源を活用した魅力ある地域づくりを実現 ○鉄道施設の整備や周辺の環境整備、企画列車の充実や地域団体等と連携したイベントの開催などの取組の推進による利用者の利便性確保 ○利用者数(令和13年度見込み) ・令和4年度 16,724人/日 ・令和13年度見込 16,390人/日 ○第二種鉄道事業者と第三種鉄道事業者が一体となった事業収支の均衡 |
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