ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-04-17 12:06:07 |
プレスリリース 大井川鐵道株式会社 URL: oigawa-railway.co.jp Facebook: www.facebook.com/oigawa.railway Twitter: @daitetsuSL Instagram:@oigawa.railway 2024年 4月17日 大鉄の現状をご覧ください 早期における全線運転再開祈願ヘルメットを記念品に 大井川本線被災区間を見学ツアー〜千頭駅留置車両や施設にも労いの言葉を〜 大井川鐵道(静岡県島田市)の大井川本線(金谷〜千頭 39.5キロ)は2022(令和4)年9月の台風被災によりいまだ路線の半分である川根温泉笹間渡〜千頭が不通となっています。 運転再開については2023(令和5)年3月22日、静岡県を中心とした「大井川鐵道本線沿線における公共交通のあり方検討会」で議論が始まり、2024(令和6)年3月26日の同会で「早期における金谷〜千頭間の運転再開をめざす」という方向性が確認されました。 当社としましては不通区間が現在どのような状況にあるか、全線運転再開にあたり何が課題か、全線運転再開後の継続的な維持を行ってゆくにあたりどのようなことが必要かということや私たちの全線運転再開に対する思いを参加者のみなさまをはじめとした多くの方々にお伝えする機会として大井川本線被災区間見学ツアーを計画いたしました。 なお、被災により千頭駅構内に取り残された車両、しばらく稼働していない施設にも労いの言葉をおかけしていただく時間も設けましたのでぜひご参加ください。詳細は以下のとおりです。 詳細 タイトル 静岡県 大井川鐵道被災区間見学ツアー 旅 行 日 2024(令和6)年5月11日(土)、18日(土) 日帰り・予約制 ※荒天中止 募集人員 1回あたり45名(最少催行人員 20名 ※募集人員がこれに達しない場合は催行をとりやめます) 旅行代金 1名あたり28,000円(中学生以上のご参加に限らせていただきます /18才未満の方は成人の方が同伴する場合のみ参加可能です) 行 程 新金谷駅 9時50分 → (SL南アルプス号) → 家山駅 → (貸切バス) → 下泉駅 → (田野口駅まで3.6キロ 当社職員の案内で被災区間を歩く) → 田野口駅(休憩・昼食) → 田野口駅 13時30分 → (貸切バス) → 千頭駅 → (南海電車着座体験、転車台作業体験) → 千頭駅 15時30分 → (貸切バス) → 家山駅 16時00分 → (快速急行電車) → 新金谷駅 16時25分 ・ 大鉄金谷駅 16時30分 ポイント ●不通区間で被害が大きい下泉→田野口(3.6キロ)を当社職員の解説付きで歩きます ●被災区間を歩く際に着用するヘルメットを全線運転再開祈願記念品としてお持ち帰りいただきます(ツアー名入り入りオリジナル仕様) ●被災により千頭駅に取り残されているもと南海電車の運転席に着座、しばしの運転士気分をご体験 ●千頭駅にあるものの稼働していない転車台を回す体験にもご参加を ご 注 意 ●添乗員は同行しませんが、被災区間および千頭駅での鉄道体験時には係員が同行します ●歩きやすい靴・長袖・長ズボンでご参加ください。天候によっては長靴やかっぱもご持参ください ●虫さされにご注意。各自、虫よけスプレー等をご持参ください ●歩く被災区間にはトンネルがございます。懐中電灯をお持ちください ●昼食は各自ご用意ください お申込み 大井川鐵道 公式ホームページ https://daitetsu.jp/ 当該商品紹介ページからお申込みください (予約サイトアソビューに遷移します) お問合せ 大井川鐵道 SLセンター (電話 0547-45-4112 9時00分〜17時00分) 解説 下泉〜田野口・・・被災区間で川根温泉笹間渡〜地名とならび被害が甚大な区間。大井川鐵道の不通区間が現在どのような状況にあるか、全線運転再開にあたり何が課題か、全線運転再開後の継続的な維持を行ってゆくにあたりどのようなことが必要かということを参加者のみなさまをはじめとしたみなさまに理解していただく機会として計画いたしました 田野口駅・・・不通区間にあるものの地域のみなさまやファンを中心としたボランティア活動による美化活動により美しい姿が保たれています。2007(平成19)年 第20回静岡県景観賞最優秀賞(県知事賞)を受賞しています 千頭駅の南海電車・・・大井川本線では通常時夜間、車両は新金谷方と千頭方に分散して留置します。今回の被災では千頭駅に留置したもと南海電車(21003+21004)が取り残されたままとなっています。早期における全線運転再開を望んでいるのは従業員や沿線のみなさまだけではないのです 千頭駅の転車台・・・1897(明治30)年製造。日本に輸入された当初は東北本線の駅で使われ、旧国鉄の最後では新潟県の東赤谷駅にあった。1980(昭和55)年千頭駅に移設。2001(平成13)年には国の登録有形文化財に登録され、当社の蒸気機関車転向作業に使われていましたが、被災によりSL列車が千頭駅に到達できなくなってしまい、現在は活躍する場面が非常に少なくなっています。今回は車両が載っていないものの、転車台自体を人力で動かす体験をします ふりかえり 被災から現在まで 2022.9.23 9.23深夜から9.24未明にかけて、台風15号による大雨で大井川鐵道 大井川本線(金谷〜千頭 39.5キロ)と井川線(千頭〜井川 25.5キロ)が全線にわたり被災。運転見合わせ 2022.9.26 大井川本線 バス代行輸送を開始 2022.10.8 井川線 千頭〜接岨峡温泉15.5キロが開通 2022.10.22 井川線 接岨峡温泉〜井川が開通。井川線全線運転再開 2022.12.16 大井川本線 金谷〜家山 17.1キロが部分開通 2023.3.23 大井川鐵道本線における公共交通のあり方検討会発足 2023.10.1 大井川本線 家山〜川根温泉笹間渡 2.9キロ延伸。残る不通区間は川根温泉笹間渡〜千頭 2024.3.27 大井川鐵道本線における公共交通のあり方検討会で大井川本線の早期における全線運転再開をめざす方針で一致 |
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