ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-04-17 02:42:54 |
TOBU NEWS RELEASE 東武鉄道株式会社 2024年 4月16日 省エネ・CO2削減による環境負荷低減と快適性・サービス向上を両立します 2025年から東武アーバンパークラインに 5両編成の新型車両80000系を導入します 〜環境にやさしく、沿線の皆さまに愛される車両を目指します〜 東武鉄道株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2025年から東武アーバンパークラインに新型車両80000系を導入します。最新機器の搭載や5両編成化等により、省エネ・CO2削減による環境負荷低減を図ります。 80000系は、東武グループが目指す「人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会」の実現を念頭に、子育て世代に優しい車両をコンセプトとしています。小さなお子様やそのご家族が車内で快適にお過ごしいただけるよう、全編成に『たのしーと』を設定します。また、車内に防犯カメラを設置し、安心してご利用いただける環境を提供します。 環境面においては、本格搭載としては民鉄初となる同期リラクタンスモータを採用した車両推進システム(SynTRACS(R))およびリチウムイオン二次電池SCiBTMとSIV装置を組み合わせた車上バッテリシステムを搭載し、消費電力を現行8000系と比べ40%以上削減し、高い省エネ性能と低騒音性により、環境負荷低減を実現します。なお、現在運行している60000系(6両固定)は、5両化改造を実施し引き続き運行します。詳細は別紙のとおりです。 <別紙> 東武アーバンパークライン新型車両「80000系」概要 1.車両形式名 80000系 2.導入両数(予定) 25編成125両 3.導入時期 2025年春以降 順次 4.車両概要 (1)車両コンセプト 当社が事業計画に掲げる「人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会」の実現に寄与すべく、安全で快適な車両であることに加え、子育て世代のご家族の皆様が快適にご利用いただける車両構造をコンセプトに掲げました。エクステリアはアーバンパークラインの車両であることが一目でわかるように、現行60000系で採用した「フューチャーブルー」と「ブライトグリーン」のカラーリングを基調とし、先頭形状はエッジを際立たせることで先進性を表現しています。インテリアは「リビング」をテーマとし、ご乗車いただいた瞬間に気持ちが安らぐような落ち着いた客室空間を表現しています。一部箇所に『たのしーと』を設定し、子供部屋をイメージしたわくわくする内装を施すとともに、ベビーカーをご利用のお客様が隣でお座りいただける構造を実現しています。 (2)編成構成 サスティナビリティの観点から、60000系を6両編成から5両編成に改造する際に派生する1両を80000系に流用します。導入予定の全25編成のうち18編成は4両を新造し、1両を60000系からの流用車両を活用することで5両編成を構成します。 <参考> 当社の環境負荷低減の取り組みについて 当社では、鉄道における電力使用量の計画的な削減を図ることで、2030年度における温室効果ガスであるCO2排出量を約50%削減(2013年度比)する見込みです。 80000系の導入もその取り組みの一環であり、60000系の一部車両に搭載している車上データ有効活用システム「Remote」(Remote monitoring of train to use effectively)により取得したデータを車両設計に活用しています。「Remote」とは、走行中の列車から車上データをリアルタイムに取得、蓄積、分析を可能とするシステムです。今後もDXを推進し、さらなるデータの有効活用を図り、お客さまに安全・安心・快適で持続可能な鉄道輸送サービスを提供してまいります。 |
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