ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-07-24 23:37:06 |
JR News ミライ JR西日本グループ Release もっとつながる。未来が動き出す 2024年 7月24日 西日本旅客鉄道株式会社 山陽新幹線の更なる安全性・快適性の向上 〜N700Sの追加投入および500系営業運転終了〜 JR西日本では、新幹線を基軸とした鉄道ネットワークの充実と、交流人口・関係人口の創出に挑戦しています。また、中期経営計画2025アップデートにて車両更新の早期化による安全性・快適性の向上を推進しています。 山陽新幹線の安全性・快適性の向上の取り組みとして、東海道・山陽新幹線のN700Sを追加投入します。また、N700Sの追加投入に伴い、従来まで「のぞみ」号として運用していたN700系16両編成を、8両編成化する改造工事を計10編成で実施します。この工事により2027年を目途に500系の営業運転を終了する予定です。 1.N700Sの追加投入 (1)今回投入するN700Sの主な特徴 【安全性・安定性の向上、異常時対応能力の強化】 ・飛来物検知機能の追加 ・車両データ伝送機能の強化 ・バッテリによる空調稼働機能の追加 【快適性・利便性】 ・個室の導入 【整備作業の省力化】 ・自動座席回転装置 (2)投入計画 2026年度から2028年度にかけて、10編成投入 2.N700系の8両編成化改造工事 (1)改造工事車両の主な特長 【安全性・安定性】 8両編成化改造工事する車両は、機能向上したN700系※であるため、以下の特長を有します。 @ATCブレーキシステムの改良により、地震時のブレーキ距離を従来の500系700系から短縮することで安全性を向上します。 A大容量のデータ通信を実現することにより、詳細な機器データの取得・分析が可能となり、車両の状態監視機能を従来の500系700系から強化することで安全性・安定性を向上します。 ※「機能向上したN700系」については、2023年6月16日のプレスリリース参照 https://www.westjr.co.jp/press/article/2023/06/page_22719.html 【快適性・利便性】 車いすスペースを4席設置します。 (2)改造計画 2026年度から2029年度にかけて、N700系10編成を対象に博多総合車両所で実施 3.500系営業運転の終了 【500系の概要】 500系は1997年3月22日のダイヤ改正より営業運転を開始しました。当時の国内最高速度300q/h営業運転を行い、新大阪〜博多間を最速2時間17分で結びました。2008年以降、8両編成に改造し、こだまとして営業運転をしてきました。同車両の老朽化に伴い、2027年を目途に営業運転を終了する予定です。 【主な経歴】 1997年3月22日 ダイヤ改正より営業運転開始 2008年12月1日 8両化「こだま」営業運転開始 2010年2月28日 「のぞみ」営業運転終了 【主なイベント】 2013年4月10日 「カンセンジャーラッピング新幹線」運行開始 2014年7月19日 「プラレールカー」運行開始 2015年11月7日 「500 TYPE EVA」運行開始 2018年6月30日 「ハローキティ新幹線」運行開始 【主な特徴】 当時の営業速度世界最高速タイ300q/hによる営業運転(新大阪〜博多 最速2時間17分) ロングノーズの先頭形状、翼型パンタグラフ(16両編成時) 【その他】 営業運転終了までに、各種企画を実施します |
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