NEWS RELEASE:JR&私鉄 3 |
ほりうち(ccbu8181) 2008-11-11 12:04:59 |
このニュースリリースは過去発表のものですが、当掲示板に未収録であったため参考のため掲載させていただきます。内容については日付等を御確認いただき、お間違いの無いようご注意ください。
*鉄道フォーラム リリース文担当 / 堀内 聡 鉄道の運行では日本初、環境月間に合わせて6月1日(日)から ロマンスカー・VSE(50000形)をグリーン電力で運行 ―期間内に運行するロマンスカー・VSEのCO2排出量が実質的にゼロになります― 小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:大須賀 頼彦※)では、2008年6月1日(日)から7月16日(水)まで、ロマンスカー・VSE(50000形)2編成の運行で消費するすべての電力をグリーン電力で賄います。 この取り組みは、地球温暖化対策の一環として6月の環境月間に合わせて実施するもので、株式会社自然エネルギー・コムから期間内に消費する20万kWh相当のグリーン電力証書を購入します。今回使用するグリーン電力は、市民の出資によって秋田県秋田市に建設された風力発電施設(秋田市民風車)ですべて発電されており、CO2削減効果は約88.2tを見込んでいます※。 また、期間内のCO2の排出量が実質的にゼロになるVSEには、2号車と9号車の乗降用ドアにグリーン電力の利用を表記したマークを掲出します。なお、グリーン電力を利用した鉄道の運行は日本で初めての取り組みです。 当社では、事業活動に伴う温室効果ガス排出量の削減を目指して、鉄道事業や生活創造事業で、それぞれの特性に合わせた地球温暖化対策に取り組んでいます。鉄道は、自動車や飛行機などに比べ、特にエネルギー効率の優れた輸送機関ですが、エネルギー効率の高い新型車両や太陽光発電システムなどの導入により、電力消費量をより一層抑制できるよう努めています。 また、小田急グループでは、小田急百貨店(新宿店・町田店・藤沢店)のショーウインドーで消費する電力や、新宿南口のファッションビル「フラッグス」で消費する電力の一部をグリーン電力で賄っているほか、2008年6月11日(水)から8月17日(日)まで新宿テラスシティで開催するイルミネーション「新宿テラスシティ Starry Light(スターリー ライト)2008」のイベント照明の電力や、小田急不動産の仲介店舗で消費する電力の一部でもグリーン電力を利用する予定です。 ※ 計算に当たっては、東北電力の最新の排出係数0.441kg-CO2/kWh を使用しています。 以上 ※「頼」の旁(つくり)は、正しくは「刀」の下に「貝」 |
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ほりうち(ccbu8181) 2008-11-11 12:09:08 |
<参考1> グリーン電力証書とは 期間中、ロマンスカー・VSE(50000形)で消費する電力は、「グリーン電力証書」という仕組みを利用して賄っています。グリーン電力証書とは、風力や太陽光などの自然の力によって発電されるグリーン電力のうち、CO2排出量や化石燃料使用量の削減効果を「環境付加価値」として証書化したものです。この証書を購入することで、企業などは新たな設備を造ることなくグリーン電力を実際に消費したとみなされます。 <参考2> 1人を1km運ぶのに排出する二酸化炭素の比較(2005年度) ※添付画像参照 <参考3> 小田急電鉄の鉄道事業における電力消費量および運転原単位※の推移 運転用電力量(列車の走行で消費する電力量)や運転原単位は、省エネ車両の導入などにより減少傾向にありますが、付帯用電力量(駅施設・設備の運用時に消費される電力量)は、エレベーターをはじめとするバリアフリー施設の設置などにより増加傾向にあります。 ※添付画像参照 ※運転原単位:車両1両を1km動かすのに必要な電力量 キャプション:<参考2> 1人を1km運ぶのに排出する二酸化炭素の比較(2005年度) キャプション:<参考3> 小田急電鉄の鉄道事業における電力消費量および運転原単位の推移 |
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