No.705 【JR海】9/7,8「地域バイヤープログラム第3期」のポップアップ販売
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-08-22 18:08:47  
                           2024年8月20日
                           東海旅客鉄道株式会社
                           株式会社WHERE
                           株式会社AKOMEYA TOKYO

          地域副業・兼業プロジェクト
  地域の事業者をマーケティングのスキルを身につけながら応援する
    「地域バイヤープログラム第3期」のポップアップ販売を
      9月7・8日にAKOMEYA TOKYO in la kagu で開催
     WHERE・東海旅客鉄道・AKOMEYA TOKYOの3社で協働実施

 東海旅客鉄道株式会社(本社:愛知県名古屋市中村区名駅、代表:丹羽俊介)は、地域プロデュース事業を展開する株式会社WHERE(本社:東京都千代田区神田、代表:平林和樹)、株式会社 AKOMEYA TOKYO(本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷、代表:山本 浩丈)と3社協働で、地域に貢献したい方々がマーケティングスキルを身につけ、地域の事業者を応援するプログラム「地域バイヤープログラム第3期」を開講しています。

 受講生の学びの成果を実践にて発揮する機会として、ポップアップ販売を9月7日〜8日にAKOMEYA TOKYO in la kagu で開催するとともに、クラウドファンディングを8月21日〜9月12日にコノミチCROWD FUNDINGにて実施いたします。

 地域バイヤープログラムHP:https://academy.localletter.jp/local-buyer/
 コノミチCROWD FUNDING:https://market.jr-central.co.jp/conomichi/crowd_funding/



「地域バイヤープログラム第3期」
ポップアップ販売及びクラウドファンディングの概要



 地域バイヤープログラムとは、「地域の魅力的な商品を発掘・発信する力をつけたい!」「商品販売を通じてマーケティングを学びたい!」「観光ではなく、深く地域の人たちと関わりながら地域に貢献したい!」そんな想いを持つ方々を対象とした地域活性プログラムです。

 本プログラムでは、株式会社WHERE、東海旅客鉄道株式会社、株式会社 AKOMEYA TOKYOの3社が協働し、参加者に岐阜県飛騨市と静岡県沼津市を訪れてもらい、両地域に眠る魅力的な商品の発掘から、都内ポップアップイベント及びクラウドファンディングでの販促PRまでを実践しながら、マーケティングスキルを身につけていきます。

 地域プロデュース事業を手掛け、地域での事業づくり、情報発信力、体験学習づくり(Project Based Learning)の強みを活かして株式会社WHEREが2022年に開催した、第1期地域バイヤープログラムが契機となり、「地域の魅力を人の想いとチカラで再発見・編集する」ことに共感し、3社の協働が実現しました。

 ※第1期地域バイヤープログラムはこちら
 (https://whereinc.co.jp/works/related-population/

 人づくり、事業づくりを通じた地域活性を目指し、地域活性に取り組む産学官のネットワーク及びプレイヤーに高い訴求力を持つメディアの情報発信力を持ち、地域×起業、ライター、マーケティングの人材育成に取り組む株式会社WHERE。

 鉄道事業の枠を越えて東海エリアの地域活性化に貢献していきたいという想いを持ち、沿線地域の関係人口を創出する「conomichi」事業に取り組む東海旅客鉄道株式会社。

 世界に誇れる”おいしい”の循環型社会の実現をビジョンに掲げ、「ほんもの」のおいしさにこだわった商品開発やセレクトを行い、三大都市圏を中心に店舗展開を行っている株式会社AKOMEYA TOKYO。

 これらの3社の、「さらに地域で眠っている『ほんもの』の商品を発掘していきたい」という想いが重なり、この度「地域バイヤープログラム」を共催する運びとなりました。

 また、全国的に人口減少や少子高齢化が社会的な課題となるなか、今回は東海エリアのなかでも、行政だけでなく民間主導で意欲的にまちづくりに取り組んでおり、主に都心部に対して積極的にPRやマーケティングをしていきたい岐阜県飛騨市、静岡県沼津市で連携することになりました。

【ポップアップ販売の概要】
[日時]2024年9月7日(土)11:00〜20:00
         9月8日(日)11:00〜17:30
  ※入場自由・無料です。お好きな時間でお気軽にお越しください。

[場所]AKOMEYA TOKYO in la kagu(〒162-0805 東京都新宿区矢来町67番地)

[おむすび試食会]
 飛騨のみつわ農園のブレンド米(「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」11年連続金賞受賞)を使用したおむすびと、飛騨及び沼津の特産品・郷土料理をおむすびの具材として味わう試食会を開催します。
 ・日時:2024年9月7日 全3回(11:00〜 / 13:00〜 / 15:00〜)
 ・内容:各回40個のおむすびとご飯のお供
 ・提供:旅するおむすび屋・菅本 香菜氏
 ・申し込みは当日受付いたします。

[味噌づくりワークショップ]
 日本が誇る発酵食品「お味噌」づくりを通じて、発酵を楽しく学び、体験してお持ち帰りできるお味噌づくりワークショップを開催します。
 ・日時:2024年9月7、8日の2日間 ※各日全3回実施
 ・内容:各回1時間 /定員10名
 ・参加費:3,900円(税込)/ お味噌タッパー付き:4,700円(税込)
 ・お申込み方法:事前予約制
 ・提供:伊豆食文化公園株式会社
 ・お申込みはこちら:https://lbpopupakomeya.peatix.com

【クラウドファンディングの概要】
[応援募集期間]
 2024年8月21日(水)10:00〜9月12日(木)23:59
[HP] https://market.jr-central.co.jp/conomichi/crowd_funding/

[内容]
・沼津市:【麹沼】沼津名産×麹の新たな出会いで生まれた新商品を広めたい!
 富士山と駿河湾に囲まれ、豊かな海の幸と山の幸に恵まれた静岡県沼津市。今回、名産品のひとつである「お茶」と「みかん」の可能性を広げ、生産者を応援するために、新商品を開発し数量限定で先行発売します。豊かな香りと味わいを活かすために、お茶とみかんを近年再評価されている「麹」に仕上げ、さらにその「茶麹」「みかん麹」で、沼津名産のお魚とお肉を漬け込みました。

・飛騨市:新感覚のお米を飛騨から!プロが作る黄金比率のブレンド米で毎日の食卓を特別に!
 「安い」「あんまり美味しくない」「古いお米が入っていそう」など、ちょっとネガティブなイメージがある方も多い「ブレンド米」。人それぞれ食に好みがあるように、お米の味にも好みがあります。好みによって味が選べる喜びをお米の世界にも広げたいと願い、これまでは卸先にのみ販売していたブレンド米を新発売します。

【連携地域】
・岐阜県飛騨市:株式会社ヒダカラ
・静岡県沼津市:株式会社REFS



「地域バイヤープログラム」開講の背景(株式会社WHERE)

 これまで株式会社WHEREは、「地域経済をともに創る」を掲げ、産学官の首長・起業家が集う地域経済サミット「SHARE by WHERE」(https://share.whereinc.co.jp/)の実施や、LIFE SHIFT機会の創出を目的とした地域コミュニティメディア「LOCAL LETTER」(https://localletter.jp/)を企画運営してまいりました。
 地域活性や地方創生という言葉を日々ニュース等で見ない日はないほど、「地域の事業者を応援したい」「まちづくりに関わりたい」「副業兼業をしたい」と願う人たちが増えています。その一方で、「関わり方がわからない」人たちに多く出会ってきました。
 昨今、都市圏で働く人が地方企業で兼業・副業を実施する「ふるさと副業」が増えており、2022年度の調査では、「ふるさと副業」への興味を持つ人が57.4%という結果になっています。なかでも、主な理由として「自分に関わりのある地域に貢献したいから」「地域問わず、地方創生に興味があるから」「自分の経験や能力を地方企業で活かしたいから」といったことが挙げられており、副業 × 地域活性といったテーマへの関心が高いことがわかります。
(参考:株式会社リクルート兼業・副業に関する動向調査データ集2022
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230411_hr_03.pdf
 この現状に鑑みて、「地域を応援したい人」「一緒に働きたい人」を対象に、マーケティングスキルを学びながら商品の発掘からPR、販売までを実践できる、地域活性化プログラム「地域バイヤープログラム」を開講することになりました。



各社からのコメント

株式会社WHERE
代表取締役 平林 和樹

私たちは、創業より地域と人の関係性に新たな可能性を創出することを目指して事業活動をしてまいりました。本プロジェクトは参加者の方々が学ぶだけに留まらず、企画〜販促PRを通じて地域との協働を体験していただき、新しい地域への関わり方を創っていくことで、今回だけではなく未来につながる関係性をつむいでいけるような場づくりをしたいと考えています。これからは地域づくりに合わせて人づくりを実現できたらと思っています。

東海旅客鉄道株式会社
事業推進本部 係長/conomichiプロデューサー 吉澤 克哉

JR東海グループでは、沿線地域の関係人口を創出する「conomichi」事業を2023年6月にスタートしました。心ひかれるストーリーで地域と訪れる人をつなぎ、地域に関わる人を増やすことをミッションに、ローカルでは当たり前の「マルチワーク」からこれからの生き方を学ぶ「里山 LIFE アカデミー」など、多くのプログラムを運営しています。今回のプログラムを通して、参加者が「まなび」を得ながら地域を応援できる新しい地域への関わり方を創っていきたいと考えています。

株式会社 AKOMEYA TOKYO
マーケティング部部長兼プロデュースプロジェクトリーダー 柘野 英樹

私たちは世界に誇れる”おいしい”の循環型社会の実現をビジョンに掲げて事業活動を行っています。各地域で誠実にモノづくりをされている作り手の方々がたくさんいらっしゃいます。そんな”ほんもの”を今回のプロジェクトを通じて発掘し、食に対しての感度が高い使い手であるお客様に新しい発見と地域へのさらなる興味関心を高めるきっかけとなり、”おいしい輪”が拡がることを期待しています。そして全く異なる業界の三社が同じ志でひとつになり地域活性化につながる取り組みをスタートできることに感謝と喜びを感じています。

静岡県沼津市 株式会社REFS
代表取締役 小松 浩二

REFSは“real food story” を伝えることをミッションとし15年前に小さくスタートしました。丁寧に食と向き合い、笑顔の素敵な生産者がつくる、とっても美味しいモノを取り扱っています。商品を通じて つくり手のファンに、地域のファンになる仕組みを、みなさんから提案いただくことを楽しみにしています。

岐阜県飛騨市 株式会社ヒダカラ
共同代表 舩坂 香菜子

地域密着の地域商社として、地域の様々な魅力を日々発掘し、発信しています。今回のプログラムで地域の素敵なところや面白さ、豊かさを、参加者の皆さんの新しい視点で発見してもらえることをとても楽しみにしています。


JR東海グループによる関係人口創出の取り組み:conomichi(コノミチ)

東海旅客鉄道株式会社・株式会社ジェイアール東海エージェンシーが運営。「co-creation(共創)」と「michi(未知・道)」をキーワードに、地域課題を「関わりしろ」としてデザインすることで沿線地域の関係人口創出を目指しています。
【conomichi】https://market.jr-central.co.jp/conomichi/

また、当社の沿線地域から当社の駅がないような地域まで、様々な地域で「conomichi」の想いに共感していただける連携パートナーを増やしていきたいと考えています。「conomichi」へのご参画にご興味のある自治体や事業者の皆様は、以下のURLより お問い合わせください。
【自治体・事業者の方へ】https://market.jr-central.co.jp/conomichi/service


<参考資料>

過去(第1期・第2期)の実績と参加者の声

これまで山梨県富士吉田市、北海道上士幌町、広島県江田島市、静岡県三島市、岐阜県高山市と連携し2回の地域バイヤープログラムを実施し、都内にて実際に仕入れた商品でポップアップ販売を行いました。

【地域バイヤープログラム第1期の実績】
1.説明会「地域バイヤー会議」の実施
 開催日:2022年9月27日(火)、 10月4日(火)
 参加者93名のうち、13名がプログラム申込み。

2.視察・フィールドワークの実施
・山梨県富士吉田市(10月15日(土)・16日(日):3名)
・北海道上士幌町(10月29日(土)・30日(日):4名)、
・広島県江田島市(11月5日(土)・6日(日):6名)
 各地域1泊2日にて、まち歩き、事業者巡り、取扱商品のブレインストーミング等を実施。

3.都内ポップアップ「もぐフェス」の実施
 開催日:2022年12月17日(土).18日(日)の2日間
 都内の実店舗及びECにおいて、自分たちが体験して販売・PRしたい商品を地域に関心のある方々へ販売するポップアップを実施。

4. 報告会の実施
 開催日:2023年2月7日(火)
 参加者:54名
 報告会では次年度以降の取り組みへつなげるために、プログラムの良かった点や改善点、次年度以降の実施プランをまとめて説明しました。その結果、次年度のプログラム参加希望者が10名以上、運営希望の地域が4地域以上ありました。

【地域バイヤープログラム第2期の実績】
1.説明会「特別公開講義」の実施
 開催日:2023年12月26日(火)、2024年1月5日(金)
 参加者72名のうち、25名がプログラム申込み。

2.視察・フィールドワークの実施
・静岡県三島市(2024年2月24日(土)・25日(日):13名)
・岐阜県高山市(2024年3月2日(土)・3日(日):9名)
 各地域1泊2日にて、まち歩き、事業者巡り、取扱商品のブレインストーミング等を実施。

3.都内ポップアップ「好奇心が踊る、伊豆&飛騨高山フェア」の実施
 開催日:2024年3月23日(土).24日(日)の2日間
 場所:AKOMEYA TOKYO NEWoMan新宿
 都内の実店舗において、自分たちが体験して販売・PRしたい商品を地域に関心のある方々へ販売するポップアップを実施。


【プログラム参加者の声】
Oさん(ベンチャー企業勤務 / 居住地:東京都)

地域バイヤーとして、生産者がひとつの商品に込められた想いや魅力に共感して、それをお客さんに「正しく伝えられる力」を養うことができたと思います!全く業種が異なる本業にも活かせています。

Iさん(ベンチャー企業勤務 / 居住地:東京都→青森県)
地域の“モノ”に、目に見えない想いをのせて販売し提供することによって、より地域を身近に感じてもらえるのだということを知ることができました。現在は他の地域にてツアーづくりを行っているのですが、この地域バイヤープログラムの経験が非常に生きています!

Yさん(地域金融勤務 / 居住地:高知県)
生産者の方々から商品開発の熱い想いを聞くうちに、参加する前は縁もゆかりもなかった地域のことが一気に好きになりました。生産者から聞いた商品開発の熱い想いをそのままに、自分の言葉で伝え、買ってもらった時の喜びはひとしおです。
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